前回は宮島未奈さんの成瀬は天下を取りにいく
今回は
メフィスト賞を受賞した
『死んだ山田と教室』
映画化も予定されているようです。
舞台となってる学校のモデルは慶應志木。
面白い。
すごく面白い。
300ページもあるのに4日で読み終わりました。
一気に読めます。
生徒たちの会話で進むのでテンポよくどんどん読めちゃいます。
男子校のノリが永遠続く。
ちょっと読みながら笑いそうになりました。
「そうそう、このくだらなさ、この無意味さ、この酷さよね」って
そんな感じでずーっといって、最後はちょっとそれっぽいあの感じかな?と思っていたら
あれ? あれ? あれ???
そうなっていくのか…いや、そうよね…って感じで胸が苦しくなる。
後半は、正直辛い。
冷たいと感じるかもしれないけれど、そうじゃない。
オマエさ…わかるけど…だからだよって感じもしてしまう。
面白かったけれど、読後感は、正直あんまり良くない。
でも、これは、良かった。