コロナ禍に起こったことは学力崩壊ではなくもっとマズい事態 | ZENT進学塾

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コロナ禍以降、子どもたちに変化がみられる。



どちらかというと、マイナスな感じの変化が多く目につく。




例えば、休むハードルがかなり下がったとか。



なんか調子悪い気がする〜っ程度ですぐ休むようになった



などと言われていたり。



私もそれは感じる。





他にもいろいろなところで、以前とは違う感じを受ける。



塾ですから、学力に関することに目がいくわけですが、学力で見ると、明らかな二極化。



やる子はどんどん先へいく。



やらない子はとことんやらなくて沈んでいく。



しかも、やりたくないならやらなくていいという風潮、負荷をかけるのは良くないみたいな風潮が、世間にあふれている。



やらないことの、逃げることの背中を押してくる。





学力格差というのは、中間層の消滅。



ところが、中間層が「やる側」と「やらない側」に分かれたのかというと、そうではないようで、中間層が、下位層になったように見える。




中間層から上位層へ移行できた人は、ごくわずか。





中間層の学力崩壊が目立つのだけれど、よくよく様子を見ていると、学力崩壊以前の話しのところであることが多い。



学力崩壊なのではなく、生活の崩壊と言ったほうが正しい状態であることがたくさん。



具体的には、スマホやタブレットなどになる


YouTube漬け、ゲーム漬け、SNS漬け、LINE漬け


LINEやSNS、ゲームなどとスマホ依存は前からあったけれど


これが、すごーく増加した印象。





さらに、先ほどの休むハードルみたいな話もあれば



行動の速度みたいな部分でも変化を感じる。




私がブログなどで学力以前に生活が整わなきゃいけないんだということを書くようになったのも、コロナ以降。



コロナ以降、生活が整ってない子は私の観測している範囲では爆増している。




重要なのは、生活面なんだよ。



その生活面に含まれることってものすごく多くて、特に、ネット関連と時間に対する意識、そして、人間関係みたいなものは、ものすごくコロナ禍以降とそれ以前とで大きな隔たりがあるように感じる。



そしてそれは、私にはかなりマズいことに思える。