ある保護者の方が丸つけをしていて気がつかれたこと。
間違えた問題に対して
横にしゃしゃっと計算して進めているのが一因かと思います。
間違ってると伝え、再度解かせると自分で導き出せている。
これ、結構よくあるんです。
端的に言えば、良く見てない。
丁寧に計算していない。
ちゃんと読んでない。
ちゃんと考えてない。
分かってないわけではなさそうなのに間違いばっかりの子や、普段からいろんなことが雑な子に多い傾向です。
どーせこうでしょ?と勝手に思い込んで、勝手に判断して、知らんけどそれっぽいからいいやと勝手に決めたりして処理する。
違うよって言うと、え??となって考える。
終わらせることが目的になっていたり
ただやればいいと思っていたり
自分はわかっていると思い込んだり(慢心)することが原因かな。
本人にはそんな意識はないのかもしれないけれど。
新たに習っている内容だと、慣れないせいでミスをするってことがある。
新たな単元や、内容が高度なことをやっていると、こういう見てるようで見てないせいで起こるミスみたいなものが、慣れないせいのミスに埋もれて見分けがつきにくい。
小学生のごくごく簡単な内容でやっているからこそ、可視化されやすい子どもの性質かもしれません。
よく保護者の方から「わかってるのに間違えるんです」なんて話を伺うのだけれど、こういう原因かもしれません。
わからないことを探している
わからない部分はどこかを考えている
違うことは何かを考えている
というよりは
知ってることだけをテキトーに当てはめてるって感じ?
それでは、なかなか学力や点数は伸びていきませんよね。
ま、結局、どういう意識で細部まで見るかが重要ってことですね。