入試問題をやっていると、同じ学校なのに去年と難易度がだいぶ違うということがよくある。
今日日曜講座で何人かがやっている学校がまさにそう。
先週は令和4年度の問題で、今週は令和5年度の問題なんですが大きく難易度が違う。
たぶん、生徒たちも「あれ?」と感じているはず。
点数を見ても、先週は70点とか取れていた子でも、今回は50点以下に沈められていたりします。
実力が安定していないというものあるのですが、純粋に難易度がグンと上がている。
何が言いたいかというと、点が取れているからと言って安心してはいけないということ。
ある年度から急に難易度がぐぐっと上がるなんてことはあります。
公立はあまりそういうことはないのですが、私立はけっこうある。
特に、進学実績にこだわり始めている学校はそうなる傾向があります。
令和に入ったあたりからそういう学校は増えたように感じます。
もちろん、難易度がぐっと上がると、受けに来ている子達の実力はそう大きく変わらないので平均点や合格最低点は下がるのですが、半端な実力だと思いっきり点数を下げられてしまって届かなくなることがあります。
過去問演習をだんだんやっていく時期になると思いますが、合格最低点を超えたからといって安心してはいけませんよ。
余裕をもって受かるという状態にまでしていかないと足をすくわれることになるかもしれません。