【2023年度 國學院高校の英語入試問題傾向分析】
第1問: 小説問題(推定配点:60点満点)
[問題内容]
配点: 2×30で60点
⇒ 小説の長文読解問題。文章は少し難しく、ここで合否が分かれた可能性が高い。
[ポイント]
⇒ 主人公が孤独な島「エレイド」に取り残され、絶望的な状況に陥り、寒さと飢えに苦しむ中で希望を見出し、最終的に救助される物語。シンプルな内容でも、受験生にとっては読みづらく感じる小説のため、物語の流れをしっかり理解する力が求められる。
第2問:説明文の短文問題(推定配点:16点満点)
[問題内容]
配点: 2×8で16点
⇒説明文を読んで内容を理解し、文脈から脱文挿入や語句を補う問題。説明文の内容理解が求められる。
[ポイント]
⇒ 文脈を正確に把握し、不足している情報を補う力が必要。説明文を読み解く力を日頃から鍛えておくことが大事。
第3問:4択文法問題(推定配点:12点満点)
[問題内容]
配点: 2×6で12点
⇒基本的な私立の文法問題。しかし難易度が高いラテン比較級などの問題も含まれた。
[ポイント]
⇒ 基礎的な私立文法知識のほか、少し難しい文法事項にも対応できる力が必要。幅広い文法知識を身につけ、過去問を通じてパターンを把握すること。
第4問: 並び替え問題(推定配点:12点満点)
[問題内容]
配点:2×6で12点
⇒語句整序問題。私立での頻出単元が出題。私立対策をしっかり行っていくことが得点源とできる。
[ポイント]
⇒語順を正確に把握し、文の構造を理解することが求められる。多くのパターンに触れ、私立で頻出の並び替え問題に慣れておくことが重要。
総合的な評価と対策
全体的に読解力と文法力が問われる問題が多く、特に第1問の小説問題が得点を分けるポイントとなります。合格最低点が199点で、1科目平均約67点ですので、特に読解力が弱い子は小説対策が必要です。過去問を繰り返し解き、私立高校特有の読みづらい英文に慣れることが大事です。