中学一年生の夏期講習の数学は
各自やることが違う。
これまでの内容に穴がある人はそこを埋めるし
問題ない人は先へ進んでいく。
やる内容はかなり小分けにして「ここだけ」という感じで少ない分量のモノをテキパキこなす。
これまでは方程式の文章題を全体に説明していたのだけれど、計算や方程式の解き方がおぼつかないと、あまり意味ないですからね。
だったら、これからのことを考えると前の内容を学びなおしたほうが良い。
ということで、準備はかなり大変だったけれど、今年からやり方を変えています。
チェックはこっちで行い、個々の状況を見極めながら個別対応。
新しいところへ進む子達は、自学で進められるようにやり方をまとめたプリントを配布。
けっこういい感じで確認が進んでいる人が多い。
やってみて良かった。
いや、実験みたいに捉えられると困るけど。
このほうが良いとわかっていてやり方を変えたので。
この形式が上手く回れば、中学一年生の数学は全面的にこのスタイルで行っていけるように教材を自作して整えていこうと思っています。
私がいなくても、私の教え方で生徒が身につけられるように。
そうすれば、授業の仕方にもかなり幅が出て、いろいろなやり方が可能になる。
途中入塾の子達にもいろいろ補填がしやすくなりますしね。
授業動画という形態の塾さんはけっこうありますけれど、私は「読んで学ぶこと」「読み解く力」を重視していきたいので自作の教材でとにかく「読んで理解すること」を追求した教材を作っていっています。
市販の教材よりもわかりやすく、小刻みに、小さなステップで、それでいて問題数は豊富に演習量を確保できるようなものを。
市販の教材って、脳筋トレーニング(同パターンを身につける演習問題)が少ないんですよね。
私の教材はそれがとても多い。
定着させるのに必要な演習量は、思っているよりもかなり多い場合が多いですからね。
中学3年生までの全部の単元をそろえるまでどれくらいかかるかな…5年で完成すればいいほうか…?
これまでに作ってきている様々なものを組み合わせていくから、3年くらいで出来るかな…?