本日から新紙幣が発行されます。
早ければ昼頃から出回るかも??だとか。
一万円札は
福澤諭吉 → 渋沢栄一
五千円札は
樋口一葉 → 津田梅子
千円札は
野口英世 → 北里柴三郎
と、それぞれ変化します。
私は模範的慶應人なので、記念??に諭吉貯金をしっかりしています笑
しかも、ピン札で笑
福澤先生、LOVE。
さてさて、それぞれ何をした人なのか。
中学の社会の範疇ですからおさらいしときましょう。
受験生はチェックしときましょうね!
福澤諭吉
江戸から明治の思想家?かな。
西洋の学問や思想を学び、広めることに尽力。
近代日本の思想はこの人から!って感じです。
自由、独立など、近代のキーワードとなるような西洋の言葉を、新たな日本語にして広めたりしています。
『学問のすゝめ』の著者ですね。
言わずと知れた慶應義塾の創設者です。
ちなみに、現一橋大学、現神戸商業高校の創設にも関わっており、近代教育の基礎を築き上げています。
渋沢栄一
明治の実業家。
明治維新では裏方に徹し、明治政府の官僚として国家の基盤をつくり、その後は様々な企業の経営に携わります。
日本資本主義の父ともいわれる人物です。
みずほ銀行の前身となる第一国立銀行を設立し、他にはJR、帝国ホテル、東京海上日動、東急、サッポロビール、大日本印刷、清水建設、NHKなどなど様々な企業の設立に関わっています。
その数、なんと約500。凄まじい。
ちなみに、当塾の近くにも渋沢栄一に所縁ある会社があるみたいです。小さな会社ですけれど。
一橋大学の設立にも関与しており、教育にも尽力しています。
樋口一葉
明治時代の作家。
『たけくらべ』『にごりえ』『十三夜』などを発表。
森鴎外や幸田露伴らに高く評価されるも、24歳という若さで天逝。
津田梅子
津田塾大学の創設者で女性の地位向上に尽力した人物。
6歳のろ、岩倉使節団の一員として渡米。
6歳でってすごいですね。しかも、親は一緒じゃなかったとか。
津田塾大学の前身となる女子英学塾を設立し、それまでの女子教育とは異なる教育を展開。
現在でも女性の地位向上は大きな課題です。その第一歩を歩み始めたのがこの時代だったわけですが、そこから150年。
まだまだ改善の余地はたくさんある時代を津田梅子はどう見るのでしょうね。
野口英世
医師、細菌学者。
黄熱病の研究に生涯をささげました。
ノーベル医学賞の受賞にはい当たらなかったけれど、候補に3回も名を連ねたそうです。
北里柴三郎
近代日本医学の父と称される人物。
野口英世は北里柴三郎の助手でした。
破傷風の血清療法の発明で世界的な知名度となりました。
慶應義塾大学医学部の創設に携わり、初代学長に就任。
創設ではないけれど、北里大学は名前の通り、北里柴三郎に関連ある大学です。
さて、それぞれ6名はしっかり覚えておきたいですよね。
ところで、福沢諭吉、樋口一葉、野口英世の前は知ってます??
保護者の皆様方はしっかり覚えていらっしゃると思いますが、紙幣が変わってから20年
子どもたちは前の紙幣を見たことない子もいるはずですよね。
今の三人の前は
1万円 福沢諭吉
5千円 新渡戸稲造(国連の事務次長、『武士道』の著者)
千円 夏目漱石(明治の文豪『吾輩は猫である』『坊ちゃん』など)
でした。
20年前は福沢諭吉だけ変わらなかったんですよね。
一説には経済界に多くいる慶應OBたちが変えることに猛反対したとか。
本当かどうか知らないけれど、慶應、すげぇ…(笑)
今回はかわることになったけれど、北里柴三郎を入れることで慶應の関係者は残したとか噂です。
今日から新紙幣が印刷、発行されるのですが、どうやら出回るのは明日かららしい。
ところが、二か所は特別に今日から入手できるらしい。
渋沢栄一の故郷である埼玉県のりそな銀行と
北里柴三郎の故郷である熊本の肥後銀行
この二つは今日から取り扱いできるとか。
津田梅子は?っと思うけれど、たぶん、東京出身なので東京はみずほ、三菱、三井など三大メガバンクがあるので供給が間に合わないのでしょうね。
もうゲットした方います??