教養みたいなものの重要性 | ZENT進学塾

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過程で得られる語彙力とか

 

 

当たり前の(とされているような)知識とか

 

 

世の中で起こっていることとか

 

 

そういうものを持っているか否か。

 

 

学力に大きな影響があると感じます。

 

 

 

先日の中一の授業で

 

 

「先生、アドバンテージってなんですか?」と聞かれました。

 

 

また

 

 

破門って何?

 

 

とか

 

 

忠臣蔵を聞いたこともないって子にも出会いました。

(※けっこういます)

 

 

 

別にこういう子達を非難するわけではないけれど

 

 

こういう言葉とかいろいろな知識幅が広くないと

 

 

例えば国語の文章とか読んでいてもピンとこない。

 

 

 

ピンとこなければ薄い表層の理解にとどまってしまったり

 

 

内容の理解に時間がかかったり

 

 

時間かけても頓珍漢な方面に進んでしまったり。

 

 

 

常識だからって言ってしまえばそれまでなんだけれど

 

 

でも、今の子達にとっては

 

 

というか自分の身近では常識だったけれど

 

 

それ以外のところでは常識ではなかったもの

 

 

常識ではなくなってしまったものが結構たくさんある。

 

 

 

 

こういった教養的なもののほとんどは

 

 

家庭の中で身に着けてくるものだったのだと思います。

 

 

もしかしたらテレビにはそういう役割があったかもしれませんね。

 

 

興味の有無にかかわらず

 

 

いろんな情報を垂れ流してくれている。

 

 

何かのネタをパロディーにして話していたり

(パロディーって言葉わからない子いそう…)

 

たとえ話とかで話していたり。

 

 

 

意識してみていなかったとしても

 

 

なんか見聞きしたことあるって程度でもいいし

 

 

詳しくは知らないけれどこういうやつよね?みたいな感じでうっすら覚えていたりする。

 

 

 

あるいは漫画だってそういう側面はあるかもしれません。

 

 

言葉遣いとか知ることができる。

 

 

 

先日ダイの大冒険を読み返していて

 

 

「沽券にかかわる」って言葉が出てきました。

 

 

ふと思ったんですよね。

 

 

当塾の生徒たち、この言葉わかるのかな?って。

 

 

 

 

最近の子達はテレビもあまり見ないし、漫画も読まない子が多いらしいですね。

 

 

スマホばっかり。

 

 

YouTubeみたりスマホゲームしたり。

 

 

ふれている言葉や知識幅はかなり狭いように感じます。

 

 

 

 

人間だから言葉で思考しているので

 

 

語彙が足りなければ当然思考の幅が狭くなる。

 

 

語彙の問題は大きい。

 

 

 

 

そういえば何かの雑誌で見たのだけれど

 

 

東大に進学した子たちの親は

 

 

博物館とかに連れていくことが多かったそうな。

 

 

 

広くいろいろなことに触れさせてあげたほうがいい。

 

 

 

本来は家庭でそれができるといいのだろうけれど

 

 

みんな忙しいし

 

 

なかなかそれも難しいのかもしれません。

 

 

いや、でも、休みの日に外に出ていろいろなものを見聞きさせるってことはしてほしい。

 

 

私のベイビーにはしてあげたい。

 

 

 

と思ったら、中学生になると休日も部活だったり

 

 

小学生はいろいろな習い事

 

 

うーむ難しい…。

 

 

 

塾がそういうコンテンツを提供することはできないかな

 

 

と思うと

 

 

やっぱりYouTubeでそういう話をしたり行ったところを流したりなのかな…

 

 

なんかそれは違う気がするのだけれど…

 

 

あー難しい。

 

 

本当はみんなを連れて山とか川行ったり

 

 

博物館とか演劇とか歴史的な場所とか行きたいなと思うのだけれど…。

 

 

 

頭を鍛えるだけではなくて

 

 

全身で、五感で感じる授業ってものを作り上げたい。

 

 

それとともに語彙を増やす。

 

 

 

 

 

ニュースを家庭で話していたり

 

 

新聞読んだり幼いころから本読んだりするのが好きな子は強いんですよね。

 

 

それはこういったテストでは測れない学力が高いからなんですよね。

 

 

 

上位に行く子たちはこういうものをたくさん持っている。

 

 

そういうものをどうやって子どもたちに与えてくのか

 

 

考えていかないといけません。