勉強はこのような性質です。
一度つまづくとなかなか取り返すのが難しい。
なぜなら多くの場合
つまづいているにも関わらず先に進んでいるから。
学校のカリキュラムがあるし仕方ないですよね。
つまづいているということに保護者の方が気が付きにくいということもあると思います。
つまづいた瞬間ならまだしも
だいたい半年とか一年とか経ってから塾に行くことになります。
中には小学校の4年生あたりで躓いているのに
そのまま放置して中学生になってから
それも中二とか中三とかになってからというパターンもあります。
どこまでさかのぼればいいの~????みたいな。
当然受験があるからあまり悠長なことは言ってられない。
つまづいているなら、戻ってやり直さねばならないですし
そのために膨大な時間を使うことは明らか。
しかもあろうことかその膨大な時間を使うことを嫌がるという…という愚痴は辞めておきましょう。
書いちゃったけど(笑)
だから、なかなか受験はうまくいきません。
つまづいてから塾へというのは実はかなり手遅れ感あります。
もちろん何とかするのですが
そのためにはかなりの時間と労力と覚悟が必要だということはご理解いただきたく思います。
で、当然こういうことになると受験はとても大変です。
上位校へはなかなか届かない可能性が高い。
なんとなくの感覚ですが
学校時代に全く勉強に困らず
カラーテストで当たり前に100点を取る子達は上位に行けます。
ちょっとミスって80点が稀にあるって程度でもまぁセーフ。
この辺の地域だと例えば小山台とか三田とか
そういうレベル以上に通う子たちは
小学校時代はそういう感じだと思います。
それ以外のお子さんは勉強につまづいている可能性が高いです。
一度つまづくと挽回は大変。
ですから、治療のつもりで塾に来るとかなり大変な思いをすることになります。
塾は治療ではなく予防のつもりで考えていただいたほうがいいと思います。
特に、当塾のような「進学塾」とうたっている塾は。
医療も治療ではなく予防のほうに向かってますよね。
学力も同じなんです。