都立高校受験の仕組みの移り変わり | ZENT進学塾

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先ほど保護者の方と面談していて

 

小山台が全入だったというスゴイ話を聞きました。

 

 

グループ合同選抜という仕組みだったそうで

 

私がまったくわからない時代の話。

 

 

 

調べてみると

 

1982年から1993年まで行われていた制度のようです。

 

どうやら、今の40代中盤から50代くらいの方はこの制度で受験されているようですね。

 

保護者世代ドンピシャ。

 

 

私はそのあとの学区制の頃に高校受験をしているので、しかも、私大附属志望だったので知る由もなしか。

 

 

 

さらに調べていくと都立の高校受験は

 

学区合同選抜制度

 

→学校群制度

 

→グループ合同選抜

 

→学区制

 

→学区制廃止&自校作成

 

と変遷しているようです。

 

 

気になったので興味がてら&歴史まとめとしてさらっと書いていきましょう。

 

 

 

学区合同選抜制度は今の70代~80代の方の時代らしく

 

学力試験はなんと、実技込みの9教科900点満点!

 

二日間にわたって試験が行われていたとか。

 

この時代の日比谷受かる人って、マジで超オールマイティーだったのかな?

 

そりゃあナンバーワン高校ですわ…。

 

 

 

 

学校群制度は、学校間の格差をなくすために導入されたようです。

 

群を志望するから、特定の高校を志望することはできなかったらしい。

 

 

例えば

 

日比谷、九段、三田という群があり

 

この群を志望すると、この群のなかのどれかの学校に受かる

 

みたいな。

 

この制度のために、日比谷の大学進学実績は急激に落ち込んでいたため、日比谷つぶしと称されたらしい。

 

一方で、戸山と群を組んだ青山は進学実績が急速に伸びていったとか。

 

まぁ、どう考えても問題がある制度ですね。

 

志望校選べないですし。

 

むかーし私の友人が、昔は日比谷と九段が同じレベルだったらしいよと言っていたことがあったのですが

 

これのことか。

 

 

 

 

そして他にも様々な批判や問題があり

 

 

グループ合同選抜

 

こちらは、どうやら都立高校は複数受験できたらしい。

 

小山台が不合格になっても、雪谷のほうに受かることが可能と。

 

なんとなく、愛知県の仕組みに似てる気がする。

 

この仕組みのときに、小山台全入の時代がどうやらあったらしい。

※全入というのは言葉のアヤで、全入みたいな状態だったという感じかもしれません。

 

 

そして学区制

 

この辺からはもう仕組みそのものは変わらず内申と当日点だしもういいか。

 

 

 

 

高校入試の仕組みも数年ごとに変わっています。

 

親世代の情報は、役にたちません。

 

難易度も変わっています。

 

情報をきちんとアップデートしていかないといけませんね。

 

 

 

ただただ興味があるので、誰か昔の受験システムとか空気を詳しく教えてー!笑

 

時代時代の高校受験をすべて見てきた100歳塾講師とかいらっしゃらないかな?笑