2秒で解くていうことに挑戦することの意味 | ZENT進学塾

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中三に多項式の乗法

 

(x+3y)(x-5y) 程度のものは

 

1問2秒、プリント1枚1分と言い放ち、2週間。

 

 

どれだけやりましたかね?

 

 

そんなに速くなくたって解けるからよくね?

 

と思うでしょう?

 

 

確かに、良いんです。

 

別に。

 

 

でも、私が2秒、1分でいけ!というのには、ちゃんと意味がある。

 

 

理由は二つ。

 

 

一つ目は

 

文字通り秒で解くというくらいに体になじませておかないと

 

いざって時に、間違えたりするから。

 

わかっているのに、普通にやれば間違えないのに

 

本番、緊張していたり焦ったりしていると

 

なぜか、全然違うムーブをかますことがあるから。

 

え?なんでそんなことしたの?

 

みたいなことをやらかすことがあるから。

 

脳で理解しているようではダメ。

 

体が反応するって状態じゃないといけない。

 

問題を見た瞬間に、体中の全細胞が反応していつも通りの動きをするってくらいに仕上げることが大事だから。

 

これが一点目。

 

 

 

もう一点。

 

どちらかといえば、こちらの方が重要。

 

1問2秒、1枚1分。

 

普通に考えれば、ありえない速度です。

 

でも、私はその速度でいけるし、歴代の生徒たちも、その速度になった人はいます。

 

重要なのは、この速度にまで到達できるかというよりは

 

その速度を目指して、限界までトライしたかどうか。

 

限界を超えようとしてやりこんだかどうか。

 

そういう精神の問題です。

 

 

どーせ出来ないからいいよ…

 

とか

 

そんな速度でできる必要ないし…

 

みたいなマインドでいては、絶対にできない。

 

「やってやんよ!」という意識のもとにやりこんでみる魂がキミにあるのかどうか。

 

重要なのはここです。

 

 

このマインドを持てないようでは、きっと、受験は厳しいものとなる。

 

だって、限界までやり抜いた果てに、やっと合格という文字があるのだから。

 

キミたちはそういう志望を掲げるのだから。

 

 

1問2秒、1枚1分

 

中学3年生になるこのタイミングで私がこういう提示をしているのには、ちゃんと意味がある。

 

受験生になるキミのマインドをみたいし、こういうマインドでやらないと届かないんだよってことを、わかってほしいね。

 

さて、キミはその精神でやってきただろうか。