中学受験で落ちた理由 | ZENT進学塾

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私の話です。

 

私は、高校受験で慶應義塾に受かっていますが、中学受験も経験しています。

 

今ほどは中学受験熱も高くなかった時代なのかな?

 

育った地域柄、少なかっただけかもしれませんが。

 

勉強得意な子がするくらいでした。

 

私も結構勉強は得意でした。

 

たぶん。

 

小学校ではかなりできるって感じだったはずです。

 

記憶の彼方に、小学校では一番できるというくらいには思われていたっぽい何かはあります。

 

 

 

でも、中学受験の結果はあまりハッキリ記憶していませんが、確か、惨敗です。

 

 

 

受けた学校は、浅野と芝。

 

滑り止めの学校も用意していたのですが、私は受けませんでした。

 

実際受かる可能性はどれくらいあったのかはもう覚えていません。

 

たぶん、芝はギリギリ勝負になるかどうか、浅野はたぶん受からない。

 

それくらいだったんじゃないかなと思います。

 

 

 

何で落ちたのか。

 

それはもちろん、実力が足りなかったからなわけですが

 

それ以外の面を、ここ2,3年、なんとなく考えるようになりました。

 

もう昔の記憶なので、そんなに確かなものではないと思いますけれど。

 

 

 

私が落ちた理由

 

これはたぶん、2つあると思っています。

 

 

一つ目にして最大の理由は、私にとって受験というものが実はどうでもよかったから。

 

私は、確かに自分で意志で最後まで中学受験をやり通しました。

 

親には辞めてもいいんだよと言われていましたし

 

私より先に中学受験を始めた兄は、たしか小学校6年生になるあたりで辞めました。

 

私は、兄がだけやっているのがなぜかズルいと感じて(小学生なんてそんなもんかも笑)

 

両親は私に中学受験をさせるつもりは特になかったけれど

 

兄がやっていたからマネみたいな感じで中学受験用の塾に通いました。

 

あと、友達が中学受験するからってのも大きかったのかな。

 

 

とにかく、別に目的があって中学受験をしたわけではなく

 

なんとなく中学受験の塾に入って、そこそこできて

 

そうやって勉強するのが当たり前なんだと思ってやっていたにすぎなかったなと、今思い返すと感じます。

 

 

志望校だって自分で決めたけれど

 

明確な理由があって決めたわけではなく

 

なんとなく、芝と浅野がいいと感じただけ。

 

是が非でも行きたいとは、思っていなかったのかもしれません。

(実は高校受験でもそんな感じで受かっちゃってるんですけれど笑)

 

 

絶対に受かろうという気持ちなんて、たぶん持ち合わせていなかったし

 

なんならなんで中学受験するのかもよくわからないままに

 

そういうもの、でも、途中までやって半端に終わるのはなんか嫌でやっていたんじゃないかと思います。

 

そりゃあ落ちる(笑)

 

たぶん、勉強はそこそこできたけれど、中学受験するほどには精神的に成長していなかったんだろうなと感じます。

 

これが一点目。

 

 

もう一点。

 

これは、最近Twitterとかを見ていて感じること。

(Twitterには中学受験界隈みたいな人たちが結構多くて、たまに情報が流れてきます。)

 

そういうのを鑑みるに

 

親の伴走がなかったというのも、要因の一つではあったのかなと感じています。

 

中学受験は親の伴走がどうやら大事らしい。

 

たしかに、受験のレイアウトなどなど、小学生にはよーわからんものも多い。

(高校受験でもあんまりわからないけれど)

 

さらに、送り迎えやらもあり

 

さらにさらに、わからない部分を親が面倒見てあげたり、単語帳とかの用意をしてあげたり

 

そういう部分も結構重要っぽい。

 

あんまり中学受験のそういう事情はよくわからないけれど、たしかに、そうかもしれない。

 

 

私の親は、勉強の内容に関してはなにも言ってこないタイプでした。

 

勉強しなさいとは言われていたけれど、塾の問題を一緒にやったりということは、していなかったんじゃないかなと。

 

母親は音楽の分野で生きてきた人だし、父親は仕事で家にいないし。

 

そもそも親が勉強の面倒を見てあげるという環境ではなかったかなと感じます。

 

 

そして、親自身も、前述したように兄が中学受験を辞めているので

 

私に絶対に受かってほしいとか、続けてほしいとか

 

そういう思いもなかったと思います。

 

だから、一緒になってすごく頑張るということはなかったんじゃないかなと。

 

たぶん親も、自分が受験に関してよくわかっていないってのも自覚していたから、塾に任せていたのだと思います。

 

親の伴走は私にはなかった。

 

これも、一因なのかなと最近Twitterを見ていると感じます。

 

親のせいにするつもりは全くないけれど。

 

 

私は別に、そういうことを恨んだりとか、なんでもっと…とかは全く思っていません。

 

だって、私は高校受験で慶應受かりましたから。

 

勉強するってことの下地とか

 

学校ではできるかもしれないけれど、上には上がいるってことを理解する場として中学受験は私にとって機能したけれど

 

私はたぶん、中学受験は向いていなくて、高校受験が向いていた。

 

そして、私の親も、中学受験ではなく、高校受験が向いていた。

 

結局こういうことだったんじゃないかな。

 

 

 

高校受験でも、親は勉強内容についてはノータッチ。

 

受ける学校も、自分でほとんど決めたと思います。

 

塾任せの部分は大いにありつつ、自走できるように精神が成長し

 

行きたい高校も見つかったから、高校受験はうまくいったのかなと思います。

 

たぶん、高校受験は親が勉強内容にでばってくると、あまりうまくいかない。

 

 

 

中学受験、高校受験、どちらがいいとかいうつもりはありません。

 

あくまでも一例として

 

私はこんな感じだったと思うよという参考に読んでいただければと思います。