今年の大学入学共通テスト
数学1Aを解いてみました。
高校受験が専門の身ですが
大学受験の動向はしっかり見ておかないといけないというのと、単純なる興味で。
1Aは、実は結構中学三年生でも上位者なら解けます。
今回の共通テストなら
計算分野、データ関係の基礎、場合の数確率、整数論、図形で
サインコサインタンジェントの意味だけしっかり分かっていれば8割弱くらいはなんとかなります。
もちろん、中三にいきなり解いてみなっていって7割オーバーとかが普通に取れるとは思わないけれど
あくまでも、学習内容の話として、それくらいは何とかなります。
解いてみた感想
大学受験の専門家ではないので難易度とかはっきりしたことはいえませんが
難易度は昨年とあまり変わらないのかな?という印象。
途中の読まなきゃいけないのが凄ーくメンドクサイ。
こういうタイプの問題は好きじゃない(笑)
大問1の図形で、空間図形が登場。
もちろん、図がない。
共通テストは、センターの頃からけっこう図がなかったですよね。
自分で描いていかないといけない。
テキストや問題集、入試問題でも、中学生のものは親切に図が描いてあるものがほとんどですが
図がないだけで正答率は激下がりします。
日頃から自分で図を描いていくということは、常に求められていると思ったほうがいいでしょうね。
大問5の図形も、そんなに厄介なものではないけれど、自分で図を描かねばなりませんしね。
細かな分析は専門家の方々がやっていらっしゃるので私は書きませんが
高校受験でも、難関校を目指す場合、共通テストの1Aで7割近く点数が取れる力を養っておくことは
高校生になってからの事を考えると大事だなと感じます。
特に、理系に進む場合はそれくらいの余力をもって進んでいかないと
物理化学生物もあり、数2B,数3もありでかなり厳しいですからね。