難関校、名門校
憧れますよね。
でも、そこに入るってことがいったいどういう意味なのか
分かっていますか?
当然、入学するために一生懸命勉強しなければならない
そんなことはわかっていますよね。
でも、その先をしっかりわかって目指しているかどうか
ちょっと考えてほしいと思います。
特に、大学受験があるような進学校の場合
そこに進学するってことは
楽しい高校生活があるってだけじゃなくて
大学受験に向けた動きがキミを待っているということです。
しかも、往々にしてそれは、難関大学への進学です。
そこで勉強についていくということ。
それが、どれだけ大変か。
あんまりそれを分かっていないで進学すると
理想と現実の違いに苦しむことになる。
よくさ
「先輩は高3からやって〇〇大学受かったらしいです」
とかいう人がいるんですけれど
キミがそうであるという保証はいったいどこにあるのかね?
これは、高校生を例に書いているけれど、中学生のキミだってそう。
「中三からガチでやって早慶受かりました」
みたいな話は耳にする。
それはとても耳障りがいい話。
人は、自分が信じたい物語を信じる。
でも、その信じたい物語は
万人に当てはまるものではないことがほとんど。
生存者バイアスがかかっている話を
どうしても僕らは信じたくなる。
ほとんどの人は、必死になって勉強した成果として
大学受験を乗り越えている。
だから、そんな特例の物語を信じてはいけない。
別に、だから辞めとけって言いたいわけじゃないですよ。
名門校や難関校は、素晴らしい環境や素晴らしい才能の塊みたいな人たちがいて、とても素敵な空間ですし
大学だって上位の大学に行った方が、私はいいと思いますからね。
でも、そこに行くには一体どれほどの時間を費やす必要があるのか
しっかり考えないといけないし
そういう世界へ行きたいと思うなら
覚悟を決める必要があります。