今年の後期は、時間割の関係上
私は火曜日、中二の数学と中三の社会を同じ時間帯に行っています
分身状態です。
あっち行ったりこっち行ったり。
結構忙しいですが、十分やれる。
理由は
① 定期テストが次々とやって来てがっつり講義という形式で進めていくことが難しいから
② 中三の社会の授業はポイントを説明した後は各自、社会限定ですべきことをするという時間にしているから
③ 中二の数学は、夏までに学校では2学期にやる内容が大体説明し終わっているから
④ 自学自習が出来るようになってきているから
の4点。
自分でするべきことがはっきりわかる状態になっており、意識も高まってきている両学年ですからやれることです。
必要とあらば、こちらからやるべきものを指示。
特に中二は、中間テストがまちまちなので、一番テスト期間が遅い学校の中間テストが終わるまでにやっとくべきものを先に提示済み。
毎回の授業で一つは新しいことを説明しますが、それ以外の時間は各自するべきことをする。
定期テストが近くなったら、各々定期テスト勉強へ移行。
そうやって、各自の裁量に任せてで勉強をさせていくようにしています。
中二の数学は、夏前あたりから急激に難度が上がっているので問題演習を重ねることが必須。
社会は自分で詰めていくって感覚がもともと強い科目。
この2つの組み合わせは相性が良さそう。
自分で勉強出来なきゃ意味ないですからね。
進度調整はコチラでやりますが、その範囲内でなら、各自すべきことをする。
基礎基本がまだ弱いから何度も反復する生徒もいれば、基礎はばっちりなので応用や難しい問題に取り組む生徒もいます。
集団授業であっても、みんな一斉に同じものをやる必要性なんかない。
集団授業だけれども、それでも、個別に進める時間は必要です。
集団と個別と、そして自学自習のハイブリッド。
それが一番それぞれに合った形で学力が伸ばせるかな。
じゃあ、個別指導が良くね?
と思う人がいるけれど、ちょっと違う気がします。
個別は個別の良さがある。
でも、集団には集団の良さがある。
だから、個別の生徒、集団の生徒と完全に分けてしまうのではなく、全員にどちらも行えるような環境を整備していくことが、塾として大事なのかな。