数学を教えていてよく思うこと。
「こうであるためには、こうでなくてはならない」
みたいな思考と
「こういう場合がある」
という2つの思考がうまくできない子がとても多いということ。
例えば、
X+4が9でためには、Xは5でなくてはならない
みたいな。
これはとても簡単なレベルの事なのであまり問題はないのですが、これが複雑になると考えれられない子が多くいます。
例えば
立方体のブロックが4つの列に積まれて並んでいます。
各列には、0~4個のブロックが積まれています。
右から四列目には4つのブロックが、一列目には1つのブロックが積まれています。
左から見たとき、ブロックが3つ見えるためには、2列目と3列目はいくつのブロックが積まれている可能性があるか答えなさい。
みたいな。
こういう思考がしっかりできるかどうかというので、数学の点数は大きく変わる。
というか、こういうこと自体が考えるという作業そのものののように感じます。
こうならばこう
こうなるためにはこう
という思考をする訓練が大切です。