当塾、開塾8年目になり11期生まで在籍しているわけですが
毎年毎年、集まってくる子たちによって学年のカラーは違います。
得意不得意が異なるんですね。
もちろん、さらにその子ごとに得意不得意は違うのですが、全体として、今年はこういう傾向かな?という感じで、ある種の一体感が自然と生まれてきます。
不思議なものです。
処理速度が速い学年だったり、遅い代わりに正確だったり
アウトプットが得意な反面、インプットは不得意だったり
数学が得意かな?という学年もあれば、国語が強い学年もあったり
じっくり説明する方がいい学年もあれば、習うより慣れろスタイルの方がいい学年もあったり
放っておくほうがいい学年もあれば、介入した方がいい学年もあったり
不思議なものです。
私は、その集団に合わせて授業スタイルを少しずつ変えます。
演習中心にしてみたり講義中心にしてみたり、じっくり考えることを優先させたり、処理速度を第一にしてみたり
そうして、強い部分は活かしつつ、不得意部分を鍛えるよう意識しています。
それでも、毎年毎年授業のアップデートは欠かせません。
毎年、「今年はこうしてみたけどこうだったなぁ」とか改善点が生まれてくる。
もっと細かいレベルで、日ごとの反省点や改善点も生まれます。
そうして日々授業の質をアップデートしていく。
現状にとどまることを良しとせず、常に進化を続ける。
だから、新たな試みを考えては実行してみる。
そういう存在でありたいものです。