どういう状態かわかりますか?
問題が解ける。
それは当然。
でも、それではまだ浅い。
人に説明できる。
これが出来るって状態だと思いましょう。
誰かに説明するときに、「あれで、こうで、ばーっとやれば」というような、指示語ばっかり、擬音語ばっかりで説明をする人は、しっかり言語化できていないので、実はわかってはいません。
しっかりと自分の思考プロセスを説明する。
これが出来ないと、分かっているとはいいがたい。
よく私は、「どうやって解いたの?」とか「なんでこうなったの?」と聞くのですが、大半の生徒はその説明が出来ない。
頭の中でプロセスが整理されていないんですね。
だから、同じような問題が出ても、同じように処理することができない。
これは、たまたま出来たに過ぎないわけでして、分かっているとは別次元です。
人に説明できるかどうかと意識して、勉強をするようにしましょう。