覚えるという「行為」 | ZENT進学塾

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覚えるというのは勉強の基礎基本です。

 

覚えるということができるから我々は生きていくことができると言っても過言ではないくらい、基本です。

 

 

ところが、この覚えるという行為。

 

ただ生きていくというレベルにおける覚えると、勉強における覚えるとでは、レベルが違うということを全く分かっていない子がそれなりに多くいます。

 

こういう子は、いくら覚えろ!といっても無駄です。

 

覚えるというのが「行為」だとすら思っていないですから。

 

 

普通に生活しているレベルでの覚えるというのは、特に意識していないけれど受動的に繰り返し目にするからたまたま頭の中に残っているだけです。

 

テレビ番組に出ているタレントの名前と顔とか、別に誰も暗記しようとなんかしていませんよね。

 

あるいは、スーパーに売っている食品の金額なんかも、何度も見ているからうっすらと「たしかこれくらいの金額だよね」という感じで覚えているにすぎません。

 

 

しかし、勉強においての覚えるという「行為」はそれでは無理です。

 

なぜなら、普段は目にする機会がほとんどないものたちだから。

 

能動的に頭の中に残そうという意識がないと、覚えられない。

 

そして、それを「自分に必要なことである」としっかり認識しないと、いざ出てきたときに「なんだったっけ?」となる。

 

普段目にしないものを頭の中に残そうとするのですから、その分、触れる回数は意識的に多くしなければなりません。

 

だから、たくさん書いて覚えたり、声に出したり、問題を出し合ったり、ワーク類を何度も繰り返すわけです。

 

 

勉強をちゃんとしたことがない人は、まず、この覚えるという概念をしっかりと持っていない子がたくさんいます。

 

ただ眺めて覚えているとか、そういう子はほぼこのタイプだと思っていいでしょう。

 

覚えるという勉強の基礎をおろそかにしてはいけません。