先ほどの続きです。これでラストです。
【どれくらい】
では、そのレベルに到達しようと思ったら、どのくらいの勉強量が必要なんでしょうね。
必要な勉強時間というのは人によってまちまちです。
だから、一概に「この量」という判断をすることは出来ません。
しかし、一般的には以下のように言われています。
難関大学合格者の平均勉強時間 3000時間
GMARCH関関同立 3000時間
早慶 3500時間
365日で割ると、大体一日10時間。
自分の勉強の時間として、これです。
一年間一日10時間勉強し続けるなんて、物理的に不可能ですよね。
上位国立大学の場合は、さらに多いでしょう。
つまり、一年ではほぼ不可能ということです。
これが分かっていない人が多すぎる!
私大付属というのは、大学受験無しで大学へ上がることが出来ます。
これの意味は何か。
それは、大学受験は乗り越えてこられるであろう実力が、高校受験の時点で担保されているということです。
だから、範囲の問題で厳しい数学以外、英語と国語は大学受験レベルに半身突っ込むくらいのところまでやらねばなりません。
数学だって、片足くらい突っ込みます。
上記のものは、大学受験で必要な勉強時間ですから高校受験は範囲が減る分、もう少し、少ないでしょう。
しかし、私の感覚ですが、GMARCHで2000~2500、早慶で2500~3000くらいでは?と思います。
もしかしたら、上記とほぼ変わらないくらい必要かもしれません。
この水準にあたるであろう都立高校も、これくらいの勉強時間を要すると思った方がよいでしょう。
1年間ではほぼ無理って書いたけれど、それでもまだ中学二年生は1年あります。
365日×8時間で約3000です。
キミたち、どこに行きたいのか、ちゃんと考えて勉強していくようにしてください。