先ほどのは全体の傾向。
今回のは各学校別に少し。
【都立】
▼ 日比谷
男女ともに第一志望の志願者数はほぼ横ばい。
総志願者数でみると、男子は5%ほど上昇、女子は10%ほど減少すると思われます。
志願者数に微妙な変化はあれど、志願者の平均偏差値は男女ともに上昇しています。
苛烈を極める戦いになるでしょう。
▼ 西
男女ともに志願者数が減少気味
志願者の偏差値は男子は横ばいで、女子はやや上昇気味
▼ 戸山
男子は横ばい、女子はかなり減少していると思われます。
志願者の偏差値帯は男子は横ばいなのに対し、女子はやや上昇
▼ 国立
男子は減少、女子は横ばい
志願者の偏差値はあまり変化なしの模様
都立は総じて、最上位に位置付けられる四校では日比谷が群を抜き始めたという感じです。
日比谷一強、そして、その下に西、国立、戸山という構図はしばらく続くかもしれません。
青山、新宿などは依然として高倍率。
上記四校から逃げてきた生徒も多いのではないかと予想されます。
【早慶】
男女ともに、どの学校も志願者数はやや減少気味です。
しかし、志願者の偏差値アベレージは上昇傾向にあります。
つまり、受かるかどうか怪しいなぁ…という子が逃げただけ。
受かる子たちのレベルはこれまでと変わらないものと考えられます。
今年英語が難しく大激戦となった早大本庄を避けるような傾向がちょっとだけ見られるように思います。
【国立】
▼ 筑駒、筑符、開成、渋幕
以前として高い人気を誇ります。
開成はやや下降しているのですが、それでも多い。志願者の偏差も変化ありません。
女子の渋幕人気は上昇傾向にあります。
▼ お茶女
同じく高倍率。志願者の偏差値はちょい上昇。
しかし、第一志望の人数は減少傾向にあるように思われます。
▼ 学芸大附属
志第一志望も、総志願者数も減少、志願者の偏差値も低下しています。
何があったの学芸大?
しかし、総志願者数でみると、女子の偏差は多少上がっています。
もしや日比谷に食われているのは学芸大なのでは?と思われます。
【マーチ】
志願者数はあまり変化がない模様。
以前として大人気です。
え? どの学校もだよ! 穴場なんかねーよ!
強いて言えば、今年激ムズで波乱だった明大明治の女子は敬遠されてるような気もするけれど、志望者の偏差は上がっているので全くもって楽にはなっていません。
以下は以前も書いたことあるかな?私の愚痴です。
みなさんよくね、大学どこに行きたいの?と聞くと
「マーチには行きたい」とかいうんですね。
いいですか?
「には」ってなんだよ!?
キミら、マーチのレベルの高さ、わかってんの?
これは高校入試のみならず、大学入試にも当てはまることですけど。
さっきも書いたけれどもう一度
半端な実力じゃあ受からない!
圧倒していないと受からない!
そう思いましょう。