行動することが偉いわけではない。
行動するのは、基本作業であって、それすらしないのは論外。
行動すること自体に価値があるわけではありません。
重要なのは、トライアル&エラーを繰り返すこと。
仮説を立てて行動し、結果を分析して、また行動して。
この繰り返しにこそ意味がある。
けれども、はたから見ている人には行動の部分しか見えない。
仮説立てと分析はひっそりしているから。
だから、「行動することに意味がある」だなんてとても表層的な言葉が出てきてしまう。
そして、みんなそれを信じる。
世にある啓発本的なもの、私は基本的に読まないけれど、行動せよと書いてある。
いやいや、そりゃあそうなんだけれども、その前後にある思考の方が、よほど私は重要だと思います。
誰かが何かをやった。そして上手くいった。
自分だってやっているのになぜ…
となる人は、ただ行動しているだけで、仮説と分析が無いのかもしれません。
例えば勉強。
効率の良いやり方を模索して、いろいろ試してみてるかな?
自分の何が良くなかったのか、分析してみているかな?
毎度毎度、同じように机に向かって眺めていたって、そりゃあ劇的な成長は見込めません。
色々試しましょうか。
そして、そのためにいろいろ考えましょうか。
思考と行動の比率はあまり分からないけれど、感覚では思考が7割くらいかな。
私は。