昨日に続き、私大付属の入試動向を
【立教新座】
ここ数年で、数学の問題に変化が見られるように感じます。
少し、やりやすくなったような。
そのせいでしょうか。
ボーダーもおそらく上昇しています。
以前は160あればまあ受かってるだろう。
補欠になっても160点台なら回ってくるだろう。
という感じだったのですが、180点ないと不安な感じになっています。
今年はちょっとだけ下がって165点だと思います。
立教新座は去年が恐ろしかった。
早慶組が前哨戦で受ける学校の一つなので、合格者も多く出し、補欠もわりと回っていたのですが、去年は補欠ゼロ。
今年はどうなるかと思っていましたが、補欠が97人もまわりました。
【早稲田佐賀】
佐賀県にも早稲田があります。
大学受験をする子が割と多く、進学校よりの学校なのですが、ちゃんと早稲田への推薦枠があります。
東京でも受けられます。
ここ2,3年でしょうか。早慶受験者で早稲田佐賀の受験が増えているように感じます。
たしかに、早稲田を志望する生徒なら、3年間地方に飛ぶけれど大学では早稲田と考えると、なかなか悪くない。
寮生活になるため費用はかかてしまいますが。
で、今年の早稲田佐賀ですが、ボーダーが上がったと思われます。かなり。
200点くらいだったのでは?と予想されます。
補欠情報も特にないので、まわってこなかったのかもしれません。
さて、この二校をふまえて。
早慶前哨戦に早稲田佐賀が定着しつつあるのかもしれません。
ちょっと癖のある問題が目立つのですが、問題の質はこちらの早慶よりは多少軽い。
その代わり高得点勝負。
ちょっと厳しいなと思われる問題をもぎとらないと受からない。
そういう世界観の入試だと考えられます。
まだ何とも言えないのでハッキリとは言いきれませんが、この流れが定着する可能性は高そうです。