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昨日課題とした本の内容から

君たちと同じくらいの少年が、たったの一年間で老人からは別人とみなされてしまう。
女の子は少し早いと言われていますが、男の子は13から15あたりで大きく精神も肉体も成長します。
キミたちはちょうどこの少年と同じくらいの年齢の頃ですね。


この少年は、難民として一年後に灯台に舞い降りました。

きっと、様々な経験をしたのでしょう。
その経験ひとつひとつが積み重なって、老人からは別人に見えてしまっているのです。


これは、顔が変わったとか、背が伸びたとか、そういう身体的な変化ではなく、顔つき、目つき、そして、かもし出す雰囲気などのような、内面の変化です。


内面の変化で、人は全く違う人にうつります。

キミ達はまだピンとこないかもしれませんね。
ですが、その変化は、私たち大人の目線から見ていると、劇的なものです。


中1の初めには、なんかよくわかってない、頼りない顔をしていた子が、中3になると信じられないくらいたくましく、しっかりした顔つきになります。


それは、それだけ多くのことを経験したがゆえの変化です。


今キミ達は、このコロナとかいうよーわからんものによって、よーわからん状況に置かれています。
これも一つの大きな経験です。
少し、肯定的にこの状況を考えましょう。
私や他の学年の人たちは、キミ達のように、この大きな成長をする時期に、こんな経験は出来なかったんです。
でも、キミ達はその経験をこの時期に出来ている。
これはものすごく貴重な体験ですよ。


幼年期から高校生くらいまでの一年間というのは、大人になってからの一年間の数十倍の価値があります。
キミ達の一年間も、ものすごく価値あるものになるでしょう。
一年生はまだ中学校に通えてすらいませんが、素敵な経験が中学校では待っています。
たまには死ぬほどめんどくさいことや、死ぬほどムカつくこともありますが、それもキミ達の成長という意味においては必要不可欠なものです。
この一年間を大事にしてくださいね。

この少年のように、「別人だ」と私に言われるくらいにキミ達の精神が成長することを祈っています。