何にこの 師走の市に 行く烏
松尾芭蕉の句です。
烏を大衆と見立てて批判するような句ですが、実際は芭蕉自信が烏であって、
俗世を離れて俳諧を極めようと旅に出たのに、俗世に心が引かれてしまうことを詠んだ句だとか。
非常に分かる感覚です。
クリスマスや年末年始の雰囲気。
何に浮かれてるんだかと思いつつ、私も心が浮足立つ。
不思議なものです。
私は批判的なものの見方をするので、そう言った事柄に一ミリも興味がないと思われていますが
結構イベントごとは好きです。
イルミネーションとか、綺麗ですし。
批判ばかりして俗世に興味を示さないふりして、私だって、その程度の人間です(笑)