【2017】英語を日本語に訳すことは大切 | ZENT進学塾

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こんにちは。

ZENT進学塾の坂口です。

 

 

子どもたちに日本語訳のプリントを

解かせているのですが、日本語訳が

雑だと感じています。

本来、英語を日本語に訳すというのは

非常に重要な作業であるはずなのに。

 

試しにgoogle で 英語 日本語訳 大切 と
検索した結果、和訳にこだわりすぎずに

英語で理解しろという内容が出てきました。

 

はたして本当でしょうか?


 

■ 和訳にはこだわらない?


結論から言って、
 

中学生は絶対にその教育段階ではありません。

 

スピーキングやヒアリングなど、高等教育の

レベルであればこの考えは正しいでしょう。

中学で英文法や基礎英単語を習っていて

土台がしっかりとできているのですから。

 

生まれた時から使っている言語ではないので、

言語を覚える理屈は同じでも、指導方法は

学習段階によって異なって然るべきです。

 

 

 

■ 何を話したかわからない

 

昨今の英語では、スピーキング(話す力)と

ヒアリング(リスニング)への比重が高まって

日本語で理解を深める機会が減ってきて

いるのではないかと危惧しています。

 

現に、これは問題として出てきています。

発音は聞いたことがあり、スペルも書ける、

でも意味が分からない、という問題です。


自分が英語を話してはいるものの、

自分の英単語の意味が分からず、

自分で何を言っているか分からない。

 

スピーキングを重要視しているはずなのに

スピーキング能力が高まらない矛盾を

今の教育現場は抱えていると思います。

※理由は様々にありますが、ここでは割愛します。

 

 

 

■ 英語の和訳は大切

 

子どもたちに、特に中学生には

絶対に和訳をやってもらうべきです。

 

漢字が間違いだらけだったりする子、

日本語の文法が無茶苦茶な子、

全部ひらがなで和訳をする子。


 塾にも国語を軽視するところがあるぐらいなので、

 半分以上が大人のせいだと言えるでしょう。

 我々大人も反省しなくてはいけないところです。

 

理解するための母国語であるはずなのに

適当な扱いをするのは大変よろしくない。

まず正しい日本語を使うことに慣れましょう。

 

日本語を大切に育ててあげることで、

英語だけでなく他教科への理解も

深まっていきますよ。

 

 

では、また次回の更新で。

 

 

※母国語の重要性については、

  別途武田が記事にしておりますので

  興味ある方は <コチラ> へ。