こんにちは。
ZENT進学塾の坂口です。
中1は初めてのテストが終わりましたね。
全員難しかった、点数が取れなかったと
口をそろえて話しています。
想定通りです。
1ヵ月前から、生徒の見えるところに
各学校のテスト日程を張っておきました。
授業でも1ヵ月前からテストに向けた準備を
するようにと言い続けました。
しかし、1ヵ月前から勉強し始めたのは0人。
小学校のテストは前日に少し勉強すれば
ある程度の点数が取れてしまったために
中学校も同じだろうと油断したのです。
多くの中1が最初に引っかかる罠です。
ですので、中学校最初の定期テストは
子どもたちが小学校までの学習方法では
ダメだと自分で気づくきっかけに最適な
機会の1つとなります。
特に、集団授業を行う塾の場合は
他者との競争・比較という点において
気づきを与えられる場合が多いです。
同じ中学校だと仲のいい友達と比べて
「おまえも取れてないの? じゃぁいいか(笑)」
という流れから次のテストも失敗しがち。
集団授業を行う塾の場合、同い年の子が
1、学校でどれぐらいの点を取るのか
2、塾での成績がどうなのか
といった情報を直に得ることができます。
例えば今回、数学100点の生徒がいます。
でも、その子はテストで失敗したと言うのです。
理由は、他教科で取れた点がまだあるから。
こういった向上心は、やっていない子に
「あれ、オレまずいんじゃない?」という
意識を芽生えさせます。
当塾の生徒も今回の結果で気付き、
今までの勉強姿勢を反省して日々勉強してみる
という目標を自分から立ててくれました。
生徒それぞれに気づきがあったようですので、
2学期以降が楽しみです。
思い知った分だけ努力してくれればと思います。
では、また次回の更新で。