こんにちは。
ZENT進学塾の坂口です。
4月も半ば、新年度が始まって1週間が経とうとしています。
早い学校では5月半ばに定期テストがあり、もう1ヵ月後には
初めての答案が返却されることになります。
昨日、生徒に「テスト勉強の準備してる?」と聞くと
みんな驚いたような顔をしていました。
「1ヵ月前からやるんですか?」という顔です。
多くの生徒の場合、テスト範囲が出てから勉強し始めます。
でも、テスト範囲なんて学校で習ったところです。
新学期が始まってからの授業内容、定期テストの後からの
授業内容に決まっています。
つまり、いつでもテスト対策は可能なのです。
テスト1週間~2週間前に範囲表が配られることが多く、
平均して10日間ぐらいといったところでしょうか。
学校が終わってから、1日3時間勉強したとしましょう。
そうすると30時間の勉強で試験時間に臨むことになります。
1ヵ月前から1日1時間の学習をしているのと同じです。
でも、成績は1日1時間の勉強している子の方が
成績が高いケースがほとんどです。これは脳科学、
記憶の定着のメカニズムが関係しています。
単純に言えば、短期で覚えたことは短期で忘れ、
長期で覚えたことは長期的に覚えているということ。
受験を考えるうえでも、長期記憶の方が圧倒的に有利です。
定期的な学習の効果を知るのが早ければ早いほど
学習するのが楽しくなり、成績も伸びていきます。
ぜひ、早めに習慣をつけてほしいところです。
では、また次回の更新で。