こんにちは。
ZENT進学塾の坂口です。
<前回の記事>にて、日本語ができない、
暗記ができないことによる弊害について
書かせていただきました。
そんな矢先、新聞にも以下のような記事が
掲載されておりました。
( 読売新聞より )
さて、読まずに飛ばした方もいることと思います。
時間がない、読むのが面倒など理由はありますが
「活字を読まない」という結果を招いています。
この現象は子どもたちにも起こります。
インターネット上の情報は閲覧画面などの制約で
表示できる文字数に限りがあり、ネット戦略の都合で
短くわかりやすい文になるよう作られることが多いです。
分かりやすくするためにイラストも多用されます。
その結果、文を読んで理解する触れる機会が失われ、
文の集合体である本を読み解けないという
現象に繋がっているのかもしれません。
読者にわかりやすく伝えようとする結果、
読解力の低下を招いているのであれば
皮肉なものだと思います。
もちろん、これだけでなく、様々な要因が有機的に結びついて
読解力の低下が引き起こされているのは言うまでもありません。
そして、この傾向は社会人にも現れ始めています。