筆者の本は、好んで読んでおります。
親父にも、プレゼントしたりして。
さまざまな本が出版されていますが、かなり気になった本です。
どうせ死ぬんだから 著者:和田 秀樹
スゴイ、タイトルですよねえ~。
言葉として、めちゃくちゃ、強い~。
この本は、図書館で数か月待ち、やっと読めました。
読み終わり、出会えてよかった一冊になりました。
「死」についてが、テーマです。
終末期医療に関わった筆者だから、書ける内容が満載です。
自分の経験を振り返って、なるほどと思うこともありました。
ワタクシ、30歳の頃、うつ病になりました。
精神科に行き、クスリを飲むものの、改善できたか実感がなかったのです。
筆者曰く、うつ病は若い人ほど、心理的なものが効くみたいで薬は効かないんだとか。
めちゃくちゃ、納得できましたあ!
立ち直れたのも、仕事で上手くいったからだったし。
さらには存命治療について書かれていました。
寿命を伸ばす意味は、何なのか。
残りの時間を延ばすのか?
それとも自分らしい生活を取るのか?
それは、人それぞれの選択ですよね。
でも、その選択を、こちらに投げかけてきました。
両親も70代後半。
ちゃんと、話しておいてほうが、良いかもしれないと思えました。
自分自身、「死」に対して、少し恐怖心がなくなっています。
それは、2019年に大きな事故にあったことが大きいですね。
事故前は、死ぬのが怖かったんです。
でも、生死をさまよい、意識を3か月失ったので、なんとなく悟ったんですよね。
こうやって死んでいくんだろうな、と納得してしまったのです。
何も意識できないというか、感情が介入できない気がします。
それからは、死ぬことに対して考え方が、少し変わりましたね
決して、時間は無限ではないと理解できましたし、今しかできないことがあることも分かった気がします。
すぐ、やってくる老後を前に、心の準備だけはしておきたいと思っています。
そういう意味で得るものが、とても大きい本になりました。
https://youtu.be/Wxq85l3y2dU?si=QX_1QtyLh4LVyWiS