店をやり始めてから、新しいお付き合いとなる方々が増えました。
前職では知り合う機会も無いような方々も沢山おります。
店の前のこの風景も見慣れてきました
20年前はヤクザと娼婦の街と言われていたこの界隈ですが、今もその名残は残っています
昔のこの街を知っている知り合いの飲食の方々からは
「大丈夫?」
と心配される方々も多かったですか、今は、その筋の方への法律が厳しくなっているため、うちのような業態の店に関わることはありません。
所謂、おねーさん系の店が多く、風俗店も多い街ですが、少しずつ普通のバーやレストランも増えてきています。
とはいえ、特殊な雰囲気の街であることにはかわりないかもしれません
店の前の道路はチケット制のパーキングエリアですが、ほぼ無法地帯で駐禁の取り締まりも殆ど来ないので、店の連中はチケットなんぞ購入せずに、車を止めている輩が多いです(私もですが(笑))
夜、たまに取り締まりに来ますが、1Fの風俗案内所の中国人のキャッチのお兄ちゃんが教えに来てくれます
何度か、それで難を逃れました
3回目の時にチップをあげようとしましたが、
「いいよいいよ」
というので、無理やり手に握らせました
先週は春の交通安全週間ということで、しつこい取り締まりでしたが、ターゲットにされていたのは、その筋の方々の車のようでした
普段は、車内にいるか横に立っていれば切符切られませんが、先週の取り締まりでは、その筋の方々は車内にいるにもかかわらず、切符切られておりました(私は「移動してください」と言われただけでしたが)
B級映画の街中風景のようなやり取りが日常的に繰り広げられていています。
色んな人間模様が垣間見えて、中々面白くはあります
昨夜は、閉店間際に知り合いのバンドメンバーが来店。
仕事でもめ事があったらしく、ちょっと荒れ気味(笑)
近所で社長と話し合いをしていて、気分転換に抜けてきたらしいです(笑)
1杯飲んで、また戻ってくるといって出ていきました。
小一時間して戻ってきて、楽器いじりながら、3杯程ショットで飲んで帰っていきました。
「タクシーで帰るのか?」
と聞いたら
「いや、車」
・・・・・おいおい
まぁ、彼も生い立ちが堅気ではないので、色々エピソードがありますな
みんな、逞しく生きております。
そんな、エピソードがよく似合う街ですが、なんとなく好きになっている自分がおります。