虫の知らせ | 0歳からの早期教育@西洋占星術&九星気学/25年中学受験

0歳からの早期教育@西洋占星術&九星気学/25年中学受験

あらゆる早期教育、教育法を試して子どもにぴったりの接し方や、育て方を日々考えています。勉強中の西洋占星術&九星気学の視点からもより良い教育、子育てを考えてます。

今日は、介護ホームへ入居した、91歳になる親戚のおばさんの面会へ行きました。



久しぶりに会うおばさんは髪が真っ白になって、

小さくて、アクリル版越しにしか話せなくて、1時間半かけて行ったのに、15分しか会えなくて、久しぶりすぎてお互い泣いてしまった。



私の祖父の弟の奥さんという、わりと遠い間柄ながら、唯一の東京に住んでいる親戚ということで、私が大学入試の時に始まり、大学の入学式も右も左も分からなかった私と母に付き添ってくれて、よくデパートでご飯をごちそうしてくれました。大学の卒業式にも、長男が生まれてすぐの病院にも、当時うつ気味で精神を病んでいた母に付き添って来てくれて。



今思えば、全ろうだった私のおじさんは、私が上京するころはもう病気で亡くなっていたので、面倒ごとを引き受ける義理もないはずでした。



私の結婚式も楽しみにしてくれていたのに、直前で来れなくなって。



おばさんの一人息子が私の結婚式の前月に、こたつで寝たまま突然亡くなってしまったからです。



私はその時、結婚式の披露宴で姓名判断の鑑定文をランチョンマットにしたら面白いかなと考えていて、親戚友人一同画数を調べていたものの、若い友人ならまだしも、年老いた親戚の方たちは、例えば、夫と死に別れる画数の人がそうなっていたり、夫婦の諍いが絶えない画数だったり、シャレでは済まないほどに奇妙に符合していて、これは披露宴はやめとこうと諦めたところでした。



おばさんの名前は、子どもに先立たれやすいという画数でした。



節目節目に、おばさんには会っていたけれど、ここ4年ほど、足が遠のいてしまったのは、会うたび身体が不自由になっていく年金暮らしのおばさんが、いつも帰るときにはなけなしの年金からお財布にあるだけのお金、初めは1万、それが五千円になって三千円になって、千円になって、最後は数百円単位のお金を掻き出して握らせてくれるのが辛かった。



80才を過ぎるまで小さな会社で事務仕事を続けていたおばさんに、大学まで出たのにのうのうと専業主婦している自分も後ろめたく、どんどん足も遠のいて。



でも、会いにいこう、会いに行こうと思いつつ連絡できなかったんですが、先日おばさんの夢を見たのです。



夢でおばさんに、あんなにお世話になったのに、会いにもいかず、不義理をしてごめんなさいと謝っている夢でした。




目が覚めて、よし、やっぱりおばさんにすぐに会いに行かなくちゃいけない、と思ったら、母から、おばさんが心臓発作で倒れて、病院に入院した、という連絡が。

夢が夢だったので、亡くなったのかと思いました。



こんなことってあるんだな、と。

久しぶりに会うおばさんは、認知は少しあるけど容体は落ちついていました。でもやっぱり、もう長くはないのだと思います。

か細くなって、もうあとわずかで消えそうなろうそくの火が見える気がしました。



お世話になった人が、老いていくってつらいですね。取れるだけ養分をとっておいて、何もしてあげられてないなと気づく時。



生きているうちに会えて、これまで本当にありがとうと言うことが出来て、本当に良かった。