物事の真髄は、効率とは対極のところにある | 0歳からの早期教育@西洋占星術&九星気学/25年中学受験

0歳からの早期教育@西洋占星術&九星気学/25年中学受験

あらゆる早期教育、教育法を試して子どもにぴったりの接し方や、育て方を日々考えています。勉強中の西洋占星術&九星気学の視点からもより良い教育、子育てを考えてます。

今朝、長男の塾で出された理科のプリントの丸つけをしていたら、「えんぴつの芯」は「電気を通さない」に○がついていました。


長男を呼んで、「テキストをもう一度見て確認して」と言いました。

そしたら、長男、「本当に電気通すの?」と、小学校の理科の授業で作ったという回路セットを持ってきて、まずはえんぴつの芯に導線をかませて、電気がつくか試しました。

何度かトライするも、つかない。

次に、シャーペンの芯を何本か導線にかませて、電気がつくか試しました。

でもつかない。

しかし、角度を変えながらやっていると、

「シャーペンの芯がむっちゃ熱くなってきた」と言ったかと思ったら、「電気がついた!」と。

{C0A05DCB-295C-495D-A412-842AAD256925}

{6D218BF8-7D6F-4BBA-AE5E-22069E49F91E}

かすかについてる!

「えんぴつの芯は電気を通すね。よくわかった。もう絶対間違えない」


と。

それを聞いて、

テキストを確認しといて!」と言ったこと。

回路セットを出してトライしようとした長男に、
どうせ再現なんかできないんだからやってもムダじゃない?」と思ったこと。

間違っていたなあ、私。

と思いました。

効率を考えれば、テキストを確認して覚えればいいだけの話です。

黒鉛が電気を通すというのは、大人なら知っている人も多いと思いますが、実際に試したことがある人はきっとそんなにいないでしょう。

でも、実際に試してみるという姿勢は、とても大切なこと。

最近は、とにかく効率よくこなしてもらいたいと考えすぎてしまっていたことを反省しました。

効率も大切ですが、物事の真髄はいつだって、効率とは対極のところにあります。

それを忘れてしまっては元も子もない。

探究心はきっと子供のうちは誰もが持っているのに、大人になるにしたがって、世間に受け入れられやすい形にカスタマイズされていくのでしょうね。

こうして自分の手と目で確かめようという姿勢は、これからも見守っていきたいなと思いました。