今は今月にある発表会で使うポスターやロボットを作っているらしく、忙しいそうですが、先日長男が帰ってくるなりこうぼやきました。
「○先生って、ひどいんだよ」
「どうして?」
「今日ね、今月発表するポスターを作っていたんだけど、僕は字が下手だから、先生に『もっと字を丁寧に書けないの?雑すぎるよ』と言われたのね。
それなのに、僕が帰るとき、○先生何て言ったと思う?
『○くん、来年もロボット一緒に続けようよ。ポスターも上手に書けていたじゃない』って言うんだ。
完全に人をおだててるよね。
儲けようとしか思っていないよね。
せめてさ、『○くん、ポスターはもう少しだったけど、ロボット組み立てるのは上手だし、発想がいいんだからやめるのはもったいないよ。来年は天秤も勉強するから楽しいよ。来年も一緒に勉強しようよ』とか言われるなら、まだわかるんだよ。
そう言われるなら、僕のこと見てくれているんだなあと思うんだよ。
でもさ、さっき僕のかいたポスターをダメ出ししたくせに、自分の言ったことも忘れて、ポスターも上手くかけていたから、、って、どうなの、それ。僕だってそんなこと思ってないのにさ。子供のことなんか全く見ていないよね。完璧に自分の都合しか考えていなくない?」
そうだよね…
子供は冷静に大人を見ていますね。
子供だからといって、
いや
子供だからこそ、嘘はすぐに見抜かれてしまう。
毎日が真剣勝負です。
その勝負に負ければ、子供は大人の話に耳を傾けてはくれません。
いかに説得力をもって伝えられるか。
大人の言葉と行動がともなっているのか。
自分のためでなく、子供のためを思っての言葉や行動であることを子供自身が実感できるのか。
それが全てなのだと思います。