おはようございます
中学時代の仲間たち
とは…
卒業後60年近く経っても、親しくお付き合いを頂いています。
最近では…
2月11日に同期生が集まった同窓会が開かれました
その席で、クラスメイトのK沢君から…
「今度、新橋の蕎麦屋に行こうよ 」
とのお誘いが
ということで…
ときは…4月16日(火)18時~
メンバーは…K沢くん、和彦くん、信介くんの4名
場所は…新橋の蕎麦店…
「本陣房 本店」とは…
昭和53(1978)年創業の手打ち蕎麦店で…
「本陣房」の他に「味喜庵」「五大」「和楽庵」など…
都内に15店舗を展開する本陣房グループ(イクマ・エンタープライズ)の旗艦店です。
店内は…
こんな感じ
席に着いて…
ろっきぃルーティンの…
直ぐにお通しが出てきました
それが…
梅くらげをアテに…
定刻に集まった3人で…
料理メニューを眺め…
一品目は…
ほどなくして…
和彦くんもご到着
ということで…改めて…
どんどん、お料理を注文
二品目は…
取り分けると…
そして…
こうなると…もう…
日本酒ですよねっ
冷蔵ケースを見ると…
拘りの日本酒がズラリ
お酒のメニューを見ると…
希少な日本酒がズラリ
その中から頼んだ1本目は…
福島県可沼郡会津坂下町の廣木酒造本店が造る…
(5月18日アップの内容と少しダブりますが…)
会津若松市と喜多方市に挟まれた河沼郡(人口2万人)。
その中核・会津坂下町
(人口1万4千人)には…
(徒歩15分圏内に)3軒の酒蔵が集まっています。
(その他の2軒はこちら)
今では「入手が難しい酒」の一つとして大人気の「飛露喜」ですが…
一時は「後継者問題」で廃業を考えるほどの酒蔵でした。
これを再興したのが、平成9(1997)年に蔵を継いだ…
9代目の廣木健司(ひろき けんじ)さん。
廣木酒造本店の苦境を知った全国トップクラスの酒販店「小山商店」(東京都多摩市)は廣木健司さんにアドバイスを行い、平成11(1999)年に「飛露喜」をリリース。
初年度の2,000本は、あっという間に売り切れたそうです
その証として…
市販酒のナンバーワンを決める「SAKE COMPETITION」では、平成24(2012)年の第一回で純米酒部門1位に輝いて以来、繰り返し10位以内に入賞している銘柄となっています
早速…
「飛露喜 純米吟醸」を呑んでみましょう
やはり、飛露喜は…旨いねぇ
まだまだお料理は続きます
四皿目は…
そして…
日本酒が進みます
続いては…
三重県鈴鹿市の清水清三郎商店が造る…
三重県(人口171万7千人)には…
33軒もの酒蔵があります。
その内、中北部に位置する鈴鹿市
(人口19万1千人)にある酒蔵は…
当蔵1軒のみです。
酒銘「作(ざく)」は…
「飲む人やそれを提供する人たち、出会った皆で作り上げる酒」と言う願いを込めて名付けられました。
その評価は年々上昇しており…
令和元(2019)年の「世界酒蔵ランキング」では、清水清三郎商店が第1位に輝き…
ロンドンで開催された「インターナショナルワインチャレンジ2019」のSAKE部門(純米酒の部)で、「作 玄乃智」が金メダルを、純米吟醸酒の部で「作 奏乃智(かなでのとも)」が銀メダルを、純米大吟醸酒部門で「作 塊山一滴水(かいざんいってきすい)純米大吟醸」が金メダル、「雅乃智 中取り 純米大吟醸」が銀メダルを受賞しています。
ということで…
やはり、作は…旨い
早くも六皿目のお料理が運ばれてきました
それが…
春の風味~
更に7皿目は…
春づくし~
この日最後(3杯目)の日本酒は…
これまた大人気の…
福井県(人口74万人)には…
38軒もの酒蔵があります。
その中で…
県北部にある曹洞宗・永平寺
で有名な…
吉田郡永平寺町
(人口1万8千人)にある酒蔵は…
当蔵を含めて3軒です。
(その他の2軒はこちら)
「黒龍酒造」は、文化元(1804)年創業の老舗蔵ですが…
令和4(2022)年6月に、車で10分ほどの場所に新蔵(兼)店舗・食事処「ESHIKOTO」をオープンしました。
酒銘「黒龍(こくりゅう)」は、蔵がある永平寺町を流れる「九頭竜川」の古名「黒龍川」に由来しています。
さぁ
「黒龍 純吟」を呑んでみましょう
こちらも負けじと…
やはり、黒龍は…旨い
それでは…
〆のお蕎麦です
豊富なメニューの中から…
K沢くんが選んでくれた一品…
それが…
歯応え十分 香ばしさ十分
の…
お蕎麦を頂きながら…
蕎麦湯も美味しかった~
そして…
時刻は早くも21時20分
ではありますが…
本陣房を出ると…
店の周りの立ち呑みカウンターは…
お仕事帰りの方々で、まだまだ賑わっていました
今日の一句です。
季語は「春風」(「春の風」の子季語、三春)です
ではでは
唎酒師・ろっきぃがお送りしました