おはようございます
今回は、昨年12月28日(木)に開かれた…
日本酒セミナーの忘年会の模様を纏めました。
この日のメンバーは…12名
場所は、(一昨年4月以来の)学士会館なのですが…
今回は、館内にある和食レストランの…
本編に入る前に…
学士会(国立大学7校(旧七帝大)卒業生)会員の交流の場として開業しましたが、現在では(一部施設を除き)一般利用が可能です。
施設としては…
6名から300名まで15室の宴会場と…
5タイプ、計24室の客室、そして…
和食と中華のレストランがあります。
「学士会館」の歴史は古く…
開業は、今から96年も前の昭和3(1928)年。
日本橋高島屋や帝国ホテル新本館を手掛けた高橋貞太郎(ていたろう)氏がデザインし…
東京帝国大学教授で耐震工学の権威・佐野利器(としかた)氏が設計しました。
昭和12(1937)年に新館が増築され、現在の形となりました。
が、しかし…
築100年に近づき、耐震性を含めて老朽化が進んでいるため今年一杯で閉業。
旧館はそのままの姿を残して全面改修となりました。
(2029年夏頃完成予定)。
さぁ 定刻の18時 になりました
先ずは、12名全員で…
早速、ルーティンの…
お盆の上に置かれているのは…
あん肝は、大好物です
続きましては…
これぐらいの量がいいですねぇ
これにはもう、日本酒しかありません
ということで…
きよこさんが持参して下さった…
佐賀の日本酒を頂きました
それが…
当蔵は佐賀県中央部に位置する小城(おぎ)市に古くからありましたが、平成18(2006)年に廃業してしまいました
ここで現れたのが、現社長・日下 智氏と取締役・田下 裕也氏です。
二人は全くの異業種(テレビプロデューサーとNHK職員)から酒造業に転じ、廃業あるいは休眠している酒蔵を探し、最終的に、令和元(2019)年、旧「光栄菊酒造」を引き継ぎました
杜氏には、「藤市酒造」(愛知県稲沢市)の「菊鷹(きくたか)」を醸して脚光を浴びていた山本 克明氏を招聘。
ラベルは新たにデザインした三日月が印象的で、蔵のある三日月町に因んだもの。今や「山本ワールド全開」と期待される注目の酒蔵だそうです
三皿目は…
これぐらいの量がいいですねぇ
四皿目は、この日メインの…
早速
ごまだれとポン酢で…
日本酒が進みますなぁ
ということで、飲み放題メニューから選んだのが…
広島県三原市の…
広島県南部に位置する三原(みはら)市(人口8万8千人)にある酒蔵は、当蔵1軒のみですが…
広島県の清酒メーカーの中では第4位(2016年の売上高)の大手蔵です。
酔心の仕込水は、鷹ノ巣山(標高922m)を源流とする沼田川の伏流水(超軟水)です。
まだまだぁ~
この量で一人前
しゃぶしゃぶを食べ終え、一息ついていると…
なんと
五皿目のお料理が出てきました
それが…
もうこれで十分、と思っていると…
なんと
六皿目が
それが…
蓋を取ると…
茶わん蒸しを食べ終えると…
皆さん口を揃えて…
と思っていたら…
なんと
七皿目が
しかも、それが…
残念ながら、皆さん食べきれず
しかも、お吸い物付き
とどめは…
これは、“別腹”ということで…
いやぁ~、食った、食った
そして…
〆は、恒例の…
96年の歴史を持つ学士会館の敷地にある…
3つの記念碑をご紹介しましょう
一つ目の記念碑は…
新館の垣根にある…
この記念碑は…
日本に初めて野球を伝えたとされるホーレス・ウィルソン氏の野球殿堂入りを記念して、平成15(2003)年に建立されました。
ウィルソン氏はアメリカ人教師として、明治5(1872)年から6年間、この地にあった東京大学の前身・東京開成学校で授業のかたわら生徒達に野球を教え、これによって日本全国に野球が広まったと言われています。
記念碑はブロンズ製で、高さ2.37m。ボールには世界地図が描かれています。
二つ目の記念碑は…
旧館の正面玄関脇にある…
この石碑は、(この地にあった)東京開成学校と(本郷元富士町に移転していた)東京医学校が明治10(1877)年4月12日に合併して官立東京大学(法学部・理学部・文学部)が創立されたことを記念して、平成3(1991)年に建立されました。
東京大学では「4月12日」を「東京大学記念日」とし、毎年この日に入学式を挙行しているそうですよ。
三つ目の記念碑は…
旧館の垣根にある…
同志社大学の創立者として知られる新島 襄(にいじま じょう)は…
天保14(1843)年2月12日(旧暦1月14日)に、学士会館付近の上州(群馬)安中藩江戸屋敷内で生まれました。
この記念碑は、新島 襄の生誕100年を記念して昭和16(1941)年に建立されました。
毎年「2月12日」の生誕日には碑前祭が開催されています。
今日の一句です。
季語は「数え日」(暮)
意味は、「年内の残る日数が指で数えるほどになってきたことを感慨をこめて言う。忙しさが増し、落ち着かない日々が続く」だそうです。
ではでは
ろっきぃがお送りしました