おはようございます
少し前の9月25日。
外出先から帰宅途中のまっちゃんと待ち合わせ…
小田急線・千歳船橋駅から徒歩2分の…
お蕎麦屋さんに行きました
それが、今回ご紹介する…
酒肴 蕎楽
(きょうらく)
右上にあるお店の看板でお判りのように…
昼は「長寿庵」、夜は「酒肴 蕎楽」として営業しています。
(以前「蕎楽」は徒歩4分ほど西(環八方向)に行った千歳通り沿いにありましたが、最近長寿庵(ご実家)に移転したそうです)
実況中継に入りましょう
店内は半分ほど埋まっていましたが…
運よく四人席に座ることができました
少し落ち着いたところで…
(ろっきぃルーティンの)テーブルセッティング撮影
次に、日本酒のメニューを眺めて…
最初の日本酒が到着~
それが…
福岡県糸島市本の白糸酒造が造る…
田中六五 純米酒
火入れ
福岡県の日本酒(白糸酒造を含む)については、8月30日にアップした「日本酒セミナー㉑【福岡】」で特集しました。
宜しければをクリックしてみてください
酒銘「田中六五」は…
蔵元の苗字と「田んぼの中にある酒造」を意味する「田中」に、「精米歩合65%」を合わせて名付けられました。
白糸酒造の“ウリ”の一つは…
上槽工程(醪(もろみ)を搾って 液体(日本酒) と 個体(酒粕) に分ける作業)で、昔ながらの「ハネ木搾り」という製法を採用していることです
“テコ”の原理で醪(もろみ)を絞ります
さぁさぁさぁさぁ
この夜のお食事、一品目は…
おつまみセット
左から、梅なんこつ、いか唐辛子、鴨燻製
日本酒のアテにピッタリでした
二品目は…
みそ田楽
味噌や醬油などの発酵食品を使ったお料理と…
日本酒との相性は抜群ですなぁ
ここで、月例の日本酒セミナーのメンバーで、同じく千歳船橋にお住いののぶ子さんが合流
三人揃ったところで…
ニ杯目は佐賀県嬉野市塩田町五町田の五町田酒造が造る…
東一 山田錦 純米吟醸
秋あがり
佐賀県の日本酒(五町田酒造を含む)については、10月4日にアップした「日本酒セミナー㉒【佐賀】」で特集しました。
宜しければをクリックしてみてください
佐賀県西部に位置する嬉野市(人口2万5千人)と言えば…
何といっても…
嬉野温泉
そして、古い町並みが残る…
塩田津(しおたつ)
そんな嬉野市には、今回の五町田(ごちょうだ)酒造を含めて3軒の酒蔵があります
三品目は…
栃尾の油揚げ
豆知識
栃尾揚げとは
「栃尾揚げ」(とちおあげ)は「ジャンボ油揚げ」とも呼ばれ、その大きさの平均は長さ20×幅8×厚さ3㎝もあるそうです
巨大な栃尾揚げ
栃尾揚げの産地は、上杉謙信が青年期を過ごしたといわれる新潟県長岡市栃尾。
栃尾には16店もの栃尾揚げの店舗があるそうです。
(令和元(2019)年10月時点)
16店舗もの栃尾揚げ店がある新潟県長岡市栃尾地区
少し話が逸れますが、福井県坂井市竹田地区にも「竹田の油揚げ」と呼ばれる大きな油揚げがあります。
以前、日本酒セミナーの皆さんと福井県の酒蔵めぐりをしたときに、油揚げの老舗「谷口屋」で食事をしたことを思い出しました
福井県坂井市丸岡町上竹田にある「谷口屋」
実況中継に戻りましょう
四品目は…
あんかけたまご焼き
やはり、「蕎麦屋には玉子焼き」ですなぁ
三杯目は広島県呉市二方本町の宝剣酒造が造る…
宝剣 純米
レトロラベル
広島県の日本酒(宝剣酒造を含む)については、1月5日にアップした「日本酒セミナー⑭【広島】」で特集しました。
宜しければをクリックしてみてください
宝剣酒造の仕込水は、酒蔵内に湧き出る野呂山(のろさん。標高839m)の伏流水。
こちらの蔵の仕込水は「宝剣名水」と名付けられており、広島県内でも稀に見る名水(軟水)として知られているそうです
五代目蔵元の土井鉄也さんは、21歳の若さで杜氏に就任。
「究極の食中酒」を目指す宝剣酒造の伝統を引き継いだ土井さんの実力は、数々の受賞歴が証明しています。
その一つがこちら
「SAKE COMPETITION 2019」純米酒部門(出品数495点)では、宝剣が1位と3位に輝いたのです
受賞酒を掲げる五代目蔵元の土井鉄也さん
実況中継に戻りましょう
最初と二番目の日本酒で使ったガラス製の酒器もそうですが…
蕎楽さんはステキな酒器を使っておられますね
日本酒の色合いも愛でる私としては…
無色透明のガラス製酒器や、
内側が白色の陶器製酒器は一番の好みです
それでは…
乾杯~
以上、この夜は三種類の日本酒を楽しみました
さぁ、それでは〆の蕎麦と参りましょう
と、ここで悲劇が…
店員さん曰く…
「本日、お蕎麦は売切れでございま~す」
ガーン
この夜の目的は蕎麦だったのに…
仕方なく、三人で相談した結果…
意見が一致したのが…
カレーうどん
店員さんにお願いして…
二人前を三つに分けてもらいました
2/3人前でも、丁度よい量でした
やはり、「蕎麦屋のカレーは 」ですなぁ
ごちそうさまでした~
ということで…
今日の一句です。
「走り蕎麦」は「新蕎麦」(晩秋)の子季語です。
上五「ちか」と下五「そば」が呼応し、「あかり」と「ともり」が韻を踏んでいて、高揚感が伝わるのでは… (自画自賛)
更に…
「“燈り”と詠めば“灯り”は余計でしょ」といった(フルポン村上さんのような)批評に備えて…
ではでは
ろっきぃがお送りしました