おはようございます
早いもので、今日から10月。。。
あと3ヶ月で今年も終わりだなんて…信じられません
さて今回は、じゅんくんとさきちゃんの引っ越しを控えた9月23日(木)に、じゅんくんとさきちゃんの友人をお招きして開いたワイン会の模様を、当日配布資料とまっちゃんの手料理とともに、4回に分けてお伝えします
じゅんくんとさきちゃんのお友だち、ゆうさく君が香港駐在を終えて本帰国
ゆうさく君の生活が落ち着いたということで、「ワインに興味があり、基本を知りたいのですが。。。」とのお話をいただき、拙宅にお招きしました
左からじゅんくん、さきちゃん、ゆうさく君、まっちゃん
この日、テイスティングした5種類のワイン
シャンパーニュから始めて、そしてまっちゃんの手料理を楽しみながら…
ワインセミナーの開催です
まず初めに、醸造酒と蒸留酒との違いを説明。
資料1/11 : ワインとは
【(1) 醸造酒、蒸留酒、混成酒の違い】
醸造酒とは、原料を酵母を使ってアルコール発酵させて造ったお酒です。
ワインはブドウを原料とした醸造酒です。
(リンゴを原料とした醸造酒は「シードル」です)
日本酒も醸造酒ですが、原料は酒米です。
酒米を黄麹菌という糖化酵素が糖化し、さらに酵母がアルコール分解したものです。
ビールも醸造酒ですが、原料は大麦です。
大麦を発芽させると、糖化酵素の働きで麦芽(モルト)になります。
麦芽にホップ(アサ科の多年生植物で、苦味と爽快な香りを生む)と水と酵母(イースト)を加えたものがビールです。
蒸留酒とは、醸造酒を蒸留して造ったお酒です。
蒸留とは、お酒を加熱して発生した蒸気を冷やして液体にすることで、そのためアルコール度数が高くなります。
原料は:
ブランデー : 果物(白ブドウ、リンゴ、洋ナシなど)
ウイスキー : 穀類(大麦、ライ麦、トウモロコシなど)
ジン : 大麦、じゃがいも、ライ麦など。蒸留の際にネズの実(ジュニパーベリー)やボタニカルと呼ばれる薬草成分を加えます。
ウォッカ : 大麦、じゃがいも、ライ麦など。ジンとの最も大きな違いは、蒸留した原酒を白樺の灰によって濾過させていることです。
テキーラ : リュウゼツラン(サボテンではありません)
ラム : サトウキビ
まっちゃんの手料理、1皿目は…
アンティパスト (前菜Ⅰ)
左から、ローストビーフ、小エビとアボカドのマヨネーズ和え、
そしてスモークサーモン
資料2/11 : ワインとは
【(2) ワインの分類】
はワインの分類ですが、大半はの2つです:
1.スティル・ワイン (非発泡性ワイン)
スティル・ワインとは、炭酸ガスを含まない状態で製品化されたワインです。一般的に“ワイン”といえば、これを指します。
赤・白・ロゼがあり、アルコール度数は9~15℃程度です。
貴腐ワイン、アイスワイン、ストローワインと呼ばれる極甘口のデザート・ワインもこの部類に入ります。
2.スパークリング・ワイン (発泡性ワイン)
スパークリング・ワインとは、炭酸ガス(一般的には3気圧以上)を封じ込めた発泡性のあるワインです。
フランス : “ヴァン・ムスー”や“クレマン”(シャンパーニュが有名)
イタリア : “スプマンテ”(フランチャコルタが有名)
スペイン : “エスプモーソ”や“カヴァ”
ドイツ : “ゼクト”
3人とも「ワインについては初心者」ということで、用意したワインは次の5種類です。
1本目は、スパークリング・ワインのなかから、フランスの…
シャンパーニュ
2本目と3本目は、スティル・ワインのなかから、チリの…
白ワイン
左:シャルドネ種、右:ソーヴィニヨン・ブラン種
さらに4本目と5本目は、同じくスティル・ワインのなかから、チリの…
赤ワイン
左:ピノ・ノワール種、右:カベルネ・ソーヴィニヨン種
このうち、特にスパークリング・ワインは、果物や甘味(例えばチョコレート)にも合うと言われています。
ということで、2皿目は…
アンティパスト (前菜Ⅱ)
シャインマスカットと柿を、プッラータチーズとともに
続いて、ワイン用のブドウについて説明しました
資料3/11 : ワイン用のブドウって
ワインの味わいや香りの基は、原料となるブドウです。
好みのワインを見つける一番の近道は、あなた好みのブドウ品種を覚えておくこと。
ワイン用ブドウは約1,000種類あると言われていますが、この内、主要品種は100種類程度です。
ワイン用ブドウの特徴
糖度が高い。
果粒が小さく果皮が厚い。
成分が凝縮されている。
次回は、ワイン会 2/4として、次の3つのテーマでお送りします。
4. ワインの造り方
5. ワイン産地 (ワインベルト)
6. テイスティング - 色合い -
今日の一句です。
「霧の香」とは「霧がお香の煙のように立ちのぼる様」
という意味で秋の季語になっています。
「ワインの香」を「霧の香」に譬えてみました。
ではでは
ソムリエろっきぃがお送りしました