東京から草津温泉へ行く場合は、高崎駅からJR吾妻線に乗り、長野原草津口駅で草津温泉行きの路線バスに乗り換えるのが一般的なアクセスルートです。上野駅~長野原草津口駅間を結ぶ特急「草津・四万」号も設定されており、これに乗れば上野や大宮から長野原草津口まで一本で行くことができます。

 しかし、東京~草津温泉間のアクセスルートはもう一つあります。それが、今回ご紹介する「軽井沢ルート」です。(調査日:2024年12月29日)

 

 

 まずは上野駅から北陸新幹線に乗り込み、軽井沢駅を目指します。長野行きの臨時「あさま」号に乗車しましたが、年末の帰省シーズンとあって満席でした。高崎駅を出ると上越新幹線と分かれて西へ進路を変え、難所である碓氷峠をトンネルで力強く上っていきます。上野駅から1時間少々で軽井沢駅に到着、私を含め半数ほどが下車しました。

 軽井沢からは、草軽交通が運行している草津温泉行きのバスが出ているので、これに乗れば草津温泉まで行けちゃいます照れ

 草津温泉行きのバス乗り場へ行くと、既に多くの乗客がバスを待っていました。そのほとんどが訪日外国人(中国人)でした。予想以上に混雑していたので、一抹の不安を覚えましたが、何とか乗ることができて一安心。この日は大型バス2台体制でしたが、2台とも満席になり、次のバスを待つ人もいました。

 9:44、4分遅れで軽井沢駅を発車。まずは旧軽井沢を抜けていきます。いつぞやはここを歩いて通り抜けたこともありました…

 

  

 やがて別荘地が並ぶ林の中へ入り、有料道路「白糸ハイランドウェイ」へ入ります。この道は軽井沢~北軽井沢・草津温泉の近道ルートであり、沿道には景勝地「白糸の滝」もあります。

 有料道路区間へ入ると、カーブも勾配もきつくなり、がんがん山を登っていきます。軽井沢から20分少々で、白糸の滝に到着。ここで大半の客が下車していきます。外国人観光客はほぼ全員下り、車内は一気に人が減り、私が乗るバスの乗客は18人になりました。前を行く1台目からも続々と乗客が下りていました。1台目と2台目が同じくらいの利用比率とすると、乗客100名弱のうち、60名弱が白糸の滝で降りたことになり、白糸の滝が(特に外国人にとって)非常に人気の観光スポットであることがうかがえました。

 

 白糸の滝で降りる客が多かったため、全員が下りるまでに10分ほどかかりました。10:18にようやく発車。少し先にある峰の茶屋で白糸ハイランドウェイは終点となり、ここから国道146号線を北上します。草津まで31km、まだそれなりに距離があるぞ…

 

 程なくして県境を越え、群馬県へ入ります。目的地の草津温泉は群馬県にありますが、いったん長野県の軽井沢を経由して、群馬県に再び戻ってくるという形になります。

 北軽井沢付近はこのルートの中でも標高が高く、雪も多く残っていました。いやー雪が積もった高原、きれいです爆  笑

 北軽井沢バスターミナルは、かつて鉄道が通っていた時代の駅舎が現存しており、とても特徴的でした。写真で撮れなかったのが残念…ショボーン

 北軽井沢からは山を少しずつ下っていきます。私が乗ったバスは急行便で、停車する停留所も少ないため、速いです。

 やがて下り坂が急になり、山を一気に下りると、JR吾妻線も通る吾妻川の谷筋へ至ります。羽根尾(応桑道)バス停はJR吾妻線の羽根尾駅のすぐそばにあり、乗り継ぐこともできます。

 いったん吾妻側の谷筋を東へ進み、大津交差点から再び北上し、草津に向けて山を登っていきます。草津が近づくにつれ、再び雪も増えてきました。白糸の滝以降は乗り降りもなく快調に進み、軽井沢から1時間半、11:12に草津温泉に到着音譜

 

 

 お昼は美味しい釜めしをいただきました照れ3時間待ちましたが、待った甲斐はありました。

 この日の草津は午後から断続的に雪が降り、とても冷え込んでいました。すっかり冷え切った身体も、温泉に入って温まり、元気になりました爆  笑

 

 

<まとめ>

 いかがでしたでしょうか。今回ご紹介した「軽井沢ルート」は、メインルートの吾妻線ルートに比べると交通費は多くかかりますが、東京駅や上野駅から行く場合、乗り換えは軽井沢駅での1回だけで、道中では浅間山や高原の眺めがよく、とても楽しむことができます爆  笑

 また、特急「草津・四万」は、草津で宿泊する客にあわせて運行されているため、一番早い列車に乗っても草津温泉に着くのは11:53と、軽井沢ルートより1時間遅くなります。また、本数もそこまで多くないため、特急「草津・四万」がちょうどよく走っていない場合は、軽井沢ルートを検討する価値は大いにあります。

 現在では吾妻線ルートがメインですが、吾妻線が開業するまでは軽井沢から草津温泉へ向かうのが一般的で、1960年までは軽井沢から草津温泉まで鉄道も通じていました。そんな歴史も感じながら、旅をしてみるのもいかがでしょうか??爆  笑