調査日:2024(令和6)年7月12日(金)
大宮から北陸新幹線に乗り、敦賀まで走破しました。私事ですが、これでJRは全線走破となりました
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敦賀に到着し、そのままサンダーバードに乗り換えて関西を目指す…わけではなく、改札を出ます。せっかく敦賀に来たので、観光しようというわけです ちょうどぐるっと敦賀周遊バスが発車するところだったので、バスに乗り込みます。
バスで赤レンガ倉庫まで向かいました。バスを降りると、キハ28がお出迎え。
敦賀市が鉄道遺産として同車両を取得し、ここで静態保存しているようです。赤レンガ倉庫の付近には、貨物線だった敦賀港線の廃線跡を見ることができました
さて、赤レンガ倉庫へ入ることにします。恐竜にも出迎えられました(!)
中にはおしゃれなカフェと、ジオラマ館がありました。鉄道模型のジオラマなのですが、鉄道マニア向けのものではなく、敦賀の街をより知ることのできるものになっています。
そして、一番端にはウラジオストックが!
敦賀は鉄道を通じて発展を遂げた街でした。明治末期や大正時代には、新橋~金ヶ崎(敦賀)間で欧亜連絡列車も走っていました。敦賀からウラジオストクの航路も設けられており、欧亜連絡列車、航路、シベリア鉄道を乗り継いで日本~ヨーロッパを行き来することができたのです
当時は飛行機がなく、船で1か月以上かかっていたところが、10日あまりで到達できるようになったそうで、当時としてはものすごいことでした。当時の敦賀には外国人の姿も多く、活気があったようです。
なお、このジオラマではミニ映画も上映され、その際は映画と連動してジオラマの列車たちも走ります。
赤レンガ倉庫を出て、次は近くにある鉄道資料館へ。港も見えて雰囲気がいいです
敦賀鉄道資料館では、敦賀に鉄道が通じた明治期から、欧亜連絡列車が走った明治末期や大正期、そして戦後の線形改良(ループ線敷設)や北陸本線の新線切り替え(北陸トンネルなど)などの歴史を知ることができます。敦賀が鉄道とともに発展してきた歴史があるということをちゃんと知らなかったので、今回の旅で勉強になりました
行きはバスで赤レンガ倉庫へ来ましたが、戻りは歩いて敦賀駅へ向かいます。ちょうど途上に気比神宮があったので、お参りしてきました♪
駅へ戻りながら、昼食を食べる店を探します。せっかく日本海側に来たので、魚が食べたいと思いながら歩いていると、駅近くにある「まるさん屋」という店を発見。お魚がおいしそうだったので入ります。
ここでは刺身定食を楽しみました。んー、新鮮でうまーい
甘党の私は、ついプリンも追加注文してしまいました(^^;;; これもおいしかったですしっかりおなかと心を満たし、駅へ戻ります。
新幹線が延伸するということで、駅前はこぎれいに整備され、飲食店やブックカフェなどがありました。芝生も整備されていて、市民の憩いの場にもなっています。
北陸新幹線の敦賀延伸に伴い、金沢~大聖寺間はIRいしかわ鉄道、大聖寺~福井~敦賀間はハピラインふくいに移管されました。敦賀駅には、ハピラインふくいの521系が停車していました。鮮やかなピンク帯が特徴です。
さて私は特急「サンダーバード」でまっすぐ京阪神へ…というわけではなく、小浜線に乗車します(続く)