能登方面　交通運行状況（1月14日現在）

　能登半島地震で被災された全ての皆様へ、心よりお見舞い申し上げます。

　鉄道については、1月14日現在、能登半島地震の影響により、JR七尾線（高松～和倉温泉）とのと鉄道線全線で運転を見合わせています。

１．JR七尾線

　金沢～高松間は、本数を減らして運転を行っていますが、高松～和倉温泉間は引き続き運転を見合わせています。

（１）高松～羽咋間については、明日1月15日始発から本数を減らして臨時ダイヤで運転が再開される見込みです。

　なお、敷浪～羽咋間については、地震の影響が大きかったため、速度を落としての運行となります。同区間においては、通常ダイヤより4～5分程度所要時間がかかる見込みです。

（２）羽咋～七尾間については、1月22日以降に運行再開を目指して、復旧作業が進められています。復旧の際には、金沢～七尾間で一部の特急列車も運行される予定です。

（３）七尾～和倉温泉については、最も被害が大きかったこともあり、依然として運転再開のめどはたっていません。

２．のと鉄道

　全線にわたって運転を見合わせています。震源地に最も近い鉄道路線ということもあり、甚大な被害が出ている模様です。外部の専門調査官も現地入りし、被害状況の確認が行われています。

　なお、現在バス代行輸送が検討されているようです。

３．能登地区　路線バス

　本日14日（日）から、脇線（七尾駅前～脇）・羽七東線(羽咋駅前〜七尾駅前)で運転を再開しています。なお、始発停留所を18時以降に発車する便については、引き続き運休となります。

　これにより、明日15日からは、「氷見駅～（加越能鉄道バス）～脇～（北鉄能登バス）～七尾駅」「羽咋駅～（北鉄能登バス羽七東線）～七尾駅」という2つのルートで、七尾駅まで鉄道とバスで到達できるようになります。

　なお、その他の路線については、引き続き運休となっています。

4．能登方面　特急バス

　全便運転を見合わせており、運転再開のめどはたっていません。運転見合わせが長期にわたる可能性もあります。また、高岡・氷見と七尾・和倉温泉を結ぶ「わくライナー」も運休となっています。