2018.4.29(祝)
3連休中日のこの日、天気も良かったので日帰りで塔ノ岳へ登ることにしました![]()
5時過ぎに起床し、東急・小田急を乗り継いでまずは秦野駅へ。小田急に乗るのもずいぶん久々です。秦野に着いたら・・・
やはりヤビツ峠行きのバスは行列・・・ 臨時便を出しまくっているものの、それでもどの便も朝ラッシュの電車並みの混雑・・・![]()
当初はヤビツ峠行きのバスに乗るつもりでいましたが、あまりの混雑に嫌気がさし、手前の蓑毛止まりのバスに乗ることにしました。蓑毛止まりのバスは余裕で座れたし、混んでなかったので快適♪こうなることを想定して、蓑毛から歩き始めるプランを用意しておいて正解でした
蓑毛バス停8:12→ヤビツ峠9:00、9:08→富士見橋9:23→二ノ塔10:08
蓑毛からヤビツ峠までは、森の中を登っていきます。ヤビツ峠までは1時間ほど、大して手しんどくはありません。が、何十分か歩いて汗をかききるまでの、山登りの序盤は意外としんどいもの。オーバーペースにならないように歩き進めます。ヤビツ峠に着くと、バスを降りた人でにぎわっていました。見るに、ヤビツ峠から大山へ登る人もけっこういたようです。
登山計画書を提出し、水分をささっと補給して、ヤビツ峠を出発。最初の15分は下り坂の県道を歩き、富士見橋からは表尾根へ入ります。富士見橋からニノ塔まではけっこう急登で、前半のヤマです・・・「もうすぐ着くかな」と思ってからが長かった(^^;;;ニノ塔からは大山がよく見えます。
ニノ塔10:15→三ノ塔10:30、10:34→烏尾山11:00
ニノ塔でおにぎりを1個ほおばり、水分も補給。涼しい風も吹いて絶好の山日和でしたが、それでも気温が高かったためスポーツドリンクはどんどん減っていきます・・・意識的に水分・糖分・塩分を補給することも、疲れを溜めないためには大切なのです。
次なる目標地点は三ノ塔。行く手にどんとそびえたっています。15分ほどで着けます。
ヤビツ峠から塔ノ岳へと歩くこの表尾根コースの楽しいところは、短時間で目印となる地点が現れること、今まで通ってきたところやこれから通るところが見渡せること、そして道中からも眺望がよいことです。この三ノ塔からも眺望はけっこう楽しめます![]()
三ノ塔と塔ノ岳の高低差は300m弱。塔ノ岳山頂も見えていて、すぐに着けそうにも見えますが、次のポイント、烏尾山はここより標高が低い・・・(^^;;;少し滑りやすいので、注意して進みます。
烏尾山11:15→行者岳11:32→(渋滞20分ロス)→新大日12:31、12:45→塔ノ岳13:12
烏尾山から行者岳まで登り、また少し下ります。ここに1か所鎖場があるため、渋滞が発生していました・・・人によっては通過に時間がかかったこともあり、20分くらい待っていました![]()
急降下なわけではなく、鎖場区間も長くはありませんが、垂直な崖を降ります。「身体は後ろ向き」「三点支持」「鎖に頼らない」を励行し、無事に通過。高校時代に部活動で経験していて助かった~
再び登り直し、新大日に到着。サンドイッチとお茶を身体に入れて、最後の登りに備えます。とはいえ、ここまで来ればゴールはもうすぐ。13時過ぎに山頂へとたどり着きました。人多っ!
東側は今までに通ってきた山々と大山、南東~南西は湘南の海岸線、西~北西は富士山・蛭ヶ岳・丹沢山を見渡せます。空気が霞んでいて見えづらかったですが、それでも富士山は目の前にどーんと見えました。
塔ノ岳13:46→金冷やし13:59→堀山の家14:40、14:46→見晴小屋15:15→大倉バス停15:40
下りは大倉尾根を歩きます。大倉バス停までは7km、階段も交えながら高低差1,200mの尾根道をひたすら下り続けます。
高校時代に宿泊山行を経験したとき、大倉尾根を登って塔ノ岳を目指しましたが、あのときはガスって眺望ゼロの中、ひたすらキツい登りが続き、心折れたなぁ・・・ そういう背景もあり、山好きからは”バカ尾根”という別称でも知られています。
今回は下りだから幾分楽でした。危険なところはないため、気づけばかなりハイペースになっていました。日没までに余裕を残し、大倉バス停に辿り着きました。あとは渋沢までバスで出て、実家へと帰りました。
高校時代と比べて、担いでいる荷物の重さが違うとはいえ、歩いている最中もあまりバテなくなった気がします。「山は慣れが一番大切だ」と顧問に教わりましたが、10年たった今、本当にそう思います。























