0回目:プロローグ 2016(平成28)年8月下旬
この企画の構想ができたのは、ある一つの番組がきっかけだった。
「水曜どうでしょう」—今さら説明するまでもない、超有名な旅行バラエティー番組である。
実家に帰ったときに家族が観ていて、自分も一緒に観たのだが、「こういう番組を見たかった!」と久々に思った。
タレントとディレクターの絶妙な掛け合いトークももちろん面白いし、何より企画そのものが「この旅を実際にやったらどんなドラマが待ってるんだろう」とワクワクさせてくれる、壮大かつ興味深いものが多く、あっという間に虜になった。
「自分もこんな大きなことをやってみたい!」そんな気持ちが昇華して、「東海道五十三次を東京・日本橋から京都・三条大橋まで踏破する」という構想に行き着いたわけである。
書店にはご丁寧に旧東海道を歩く人のためのガイドブックなんてのもあり、すぐに購入してしまった。私にしては、思い立ってからすぐに構想を具体化させたように思う。
とりあえず早くやりたい。そして、暑さも少し和らぎかけた2016(平成28)年9月17日(土)に、記念すべき第1回の実施を決めたのである。