27歳~年に2回乳がん検診、25歳~年に1回子宮頸がん検診に行っています
最近の北斗昌さんの乳がんで思ったのは、しっかり検診をしていても
ある程度進行した状態になるまで発見できないガンがあるってこと・・・
何のために検診をしているのか、検診をしていても見付けられなかったなんて、本当に悲しくて切なくなります
早期発見のために毎年検診に行くのに、そういう話を聞くとやりきれない気持ちです
私の甲状腺がんは4件目の病院で、4年越しにがんと判明しました
しこりに気付いて受診したのですが、
最初の病院は「何ともないです」、
2件目は人間ドックを行ってくれた病院で、エコーで甲状腺に2つ腫瘍があるのを見付けてくれたけど、「エコーの画像も大丈夫。腫瘍マーカーも正常値だから良性腫瘍ですね。年に1回の検診で大丈夫です」、
3件目は甲状腺専門クリニックで2年とも「エコーの画像は問題。採血も問題ないから良性腫瘍だけど、念のために定期健診はして下さい」、
そして地元に引っ越し、必然的に病院が変わり4軒目で急に
「触った感じもエコーの画像もガンの可能性が非常に高いので、すぐに細胞検査をします。大きさ的には早期ではありません。何で今まで細胞を見なかったのか不思議ですよ。」と言われ、
生検を行い甲状腺がん(乳頭がん)が発覚しました
4年目にしてやっと「しこりは「がん」であることがわかったのです
良性と思い込んでいたので信じられず、谷底に急に落とされたような感じでした
ガンが発覚してから手術までの期間、生きた心地がしませんでした
進行が遅いガンだから今があるけど、進行の早いガンであればどうなっていたかわかりません
(今があることに本当に感謝です)
そして・・・
子宮筋腫は27歳~毎年同じ病院へ検診に行ってエコーも行っているのに、
こぶしくらいの大きさになってから子宮の上にキノコのように出っ張っていつのが見付かり、
「大きい筋腫があります。子宮の上だからわかりにくい場所だけど、前の年のエコーにも影が映ってましたね・・・。この大きさだと何年か経ってますね」
と先生に言われ、総合病院へ受診し、筋腫の大きさが大きいため腹腔鏡はできないと言われ開腹手術を行いました。
甲状腺がんは定期的に病院に受診していたのに4年間も誤診・・・、
子宮筋腫も定期的に受診していたのに見落とされていた・・・という事実に病院不信になりました
子宮頸がんはガンになる手前の細胞「異型性」が見付かれば早めに対応できますが、
乳がんは怖いので、そのため2軒の病院に通っています
以前はマンモグラフィーもやっていたのですが、痛みが強く数日胸が痛くなるので、今はエコーのみです。
(異常時はマンモグラフィーを行うことになっています。)
先週、先々週と乳がん検診・婦人科検診にそれぞれ行きましたが、
「検査していても見付けられないガンがあるなんて、本当に怖いな」
と思いました。
いくら医療が進歩したとは言っても、きっとまだまだなんですね
私は手術前検査でCT、MRI、PETでリンパ転移はないと言われていましたが、
念のためにとった気管周囲のリンパ節から転移が見付かり、
先生に「画像では何も映って来ないから、大丈夫だと思っていたんだけど転移していました。ただ画像上は今の段階では腫れたりして映っていないので、今後は様子を見て行くしかないです」と言われました。
なので、どんなに「早期発見が大事・・・」とは言っても、
ある程度進行してからではないと検査の画像上には映らないので、本当に出来たばかりのガンを見付けることはできないし、画像上に映るときはある程度経ってからなんだ・・・と実感しました
PET検査だって、費用は高いのに「小さいガンは映らない」、「映らないガンもある」し、
本当にガンはめっちゃ怖いと思います
病院を信じて検診に行くしかないけど、見付にくい場所があるなら、そこの部分を何とか改善して欲しいです。
異常が見付かってからMRIやCTを行うけど、どの箇所のガン検診も最初からCTやMRIで行ってくれたらいいのに・・・と思います
なかなかそういう訳にはいかないんでしょうね・・・
憎いガンがこの世からなくなる日がくればいいのに。
子宮頸がんのようにガンを未然に防ぐワクチンが、どのガンにも開発されたらいいのに。
1人でもガンで苦しむ・悲しむ方、ご家族が減ることを願います。