昨日、7月14日(火)に、愛知淑徳大学で開かれたシンポジウムにパネリストとして参加してきました。
「学びの世界をひらく国語力-「日本語表現」科目を全学必修に-」
というお題なのですが、愛知淑徳が来年度から「日本語表現」という科目を全ての学部・学科で必修化するにあたり、外部からの評価も欲しいということで企画されたものです。
元々「平仮名研究者」として食べていこうと思っていたのですが、なかなか就職が決まらず、なぜか教育困難校と呼ばれるようなところでの仕事が多く、よい教科書がないので自分たちで作り、もっとちゃんと教えられるようになりたいとフォトリーディング・マインドマップを学び……なんてことをしているうちに、専門が平仮名なのか日本語表現なのか分からなくなってきてしまいました。実際、昨日のシンポジウムでは「日本語表現法の数少ない専門家」として紹介されてしまいました(^^;)
ま、いいんですけどね。
人生というのは本当におもしろいものです。
遠回りに思えたことがいつの間にか大きな問題としてみんなが注目する問題になっていたりします。
「日本語表現法」という科目についても、もともと僕らが大学で教え始めた頃は
「まっとうな研究者が教えるものではない」
みたいな雰囲気がありました。
教科書を仲間内で作って指導教員のところに持って行ったりしても、
「これもいいけど、しっかり研究しろよ」
みたいなことを言われてたし……。
それでもめげずに作り続けていたら、いつも間にか教科書も7冊出版していました。
これからも、次の課題に向けて本の企画があります。
人間万事塞翁が馬
ということですかね。
これだから、人生はおもしろいのかもしれません。
さて、今回のシンポジウムは、同じ年の淑徳の先生が一から創り上げたものです。
身分的にも安定しないし常勤講師であり、再来年からの再雇用があるか分からないような状況……。
でも、自分の出身校ということもあり、強い情熱でもって事に当たり、ここまでのプロジェクトに育て上げました。
本当にスゴイことだとおもいます。
一人の人が動くことによって、大きなモノも動くのですね。
感動しました。
パネリストの先生方のお話も勉強になるもので、90分が本当に短かったです。
もっと語り合いたいなあ、もっと日本中の実践が知りたいなあと心から思っています。
有り難いことです。
シンポジウムの後には、聞きに来てくれた心友と三人でお茶を飲みました。
やっと飛び乗った新幹線での2本のビールもおいしかったです(^_^)v
ということで、昨日は素敵な一日でした。


