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清多夢クラブ

ランして、歩いて、観て思うことを・・。

 利根川から西流して江戸川に注ぐ利根運河。河口には小さな公園があり、この時期ミニ花見スポットになる。但し、付近に駐車場がない。サイクリングおよび散歩を楽しむ人たちの休息する場所となっている。[撮り溜めた写真から]

 当初利根運河は、江戸川から利根川へ向かって流れていた。明治29年の強い台風により、利根川と鬼怒川の合流点の川底が上がり、流れが逆転してしまった。その3年前の明治26年(1896年)には、銚子汽船が初就航して、東京―小名木川―江戸川―利根運河-利根川-銚子間の144kmを18時間で結んでいた。

 運河西口(江戸川左岸土手)から富士山を眺めることができる。しかし春は霞がかかり、その姿をくっきり見ることは少ない。また鉄塔や送電線もあるので、運河口から上流へ少し歩くと、「ダイヤモンド富士」の撮影スポットになる。
 

写真1 利根運河河口の桜。

 

写真2 河口さくらを運河上流から観る。

 

写真3 運河河口公園の桜。

 

写真4 江戸川左岸から河口桜と筑波山を望む。

 

写真5 運河左岸土手から桜を眺める。

 

写真6 淡い富士が顔を出している。

 柏・あけぼの山農業公園では、春の風物詩であるチューリップ・フェスタが始まっていた。公園のシンボル・オランダ風車とチューリップ花畑が織りなす景観は、外国に来たような気持ちにさせる。風車を背景に、約16万株と同色のパンジーが訪れる人々を魅了する。

 チューリップは、ゴールデンウィーク後に刈り取られる。球根の保存とヒマワリの種を撒く準備を始める。また沢山咲いているチューリップであるが、花は順次枯れてゆくが、その都度花を摘み取る。球根に不要なエネルギーを消耗させないため。風車前花畑は、四季を通じ花絨毯ができる。夏はヒマワリ、秋はコスモス。

 農業公園のオランダ風車は、昨年秋から改修工事が行われてきたが、今春のチューリップ時期に間に合った。風車建屋の壁が色褪せてため、塗装工事を行ったという。これまでの茶色から黒色になる。ヒマワリやコスモスの背景に似合うかもしれない。耐紫外線対策の塗料を使われているか・・。
 

写真1 あけぼの山農業公園。

 

写真2 春の風物詩・風車前の花畑。

 

写真3 六色のチューリップ列。

 

写真4 リニューアルされたオランダ風車。

 

写真5 チューリップとの間にパンジー。

 

写真6 菜の花と惜桜。

 横浜赤レンガ倉庫の広場で、春の風物詩であるフラワーガーデンが開催されていた。市営地下鉄・みなとみらい線の馬車道駅から徒歩10分。駅から万国橋を渡り、周辺の景色を眺めらながら歩くのがいい。また、横浜駅付近からシーバス(ピア赤レンガ船着場で下船)を利用することも可能だ。

 今年で20回目となる「FLOWER GARDEN 2026」(3月27日から4月19日)のテーマは、「take a break」(ほっと一息をつける庭)という。18種以上2万株の春の花を工夫して配置し飾りつけている。花を見るだけではなく、「花と過ごす」ことを推奨されている。

 赤レンガ倉庫は、明治末期から大正初期にかけて、国の模範倉庫として建設された。その後、新港ふ頭に物流機能が移って行くなか、空倉庫として使われなくなる。横浜市は、平成4年(1992年)国から2棟を取得して、市民の賑わい施設として活用を始めた。現在、春夏秋冬にイベントが企画されて、賑わいをみせている。
 

写真1 赤レンガパークの春の風物詩。

 

写真2 横浜赤レンガ倉庫。

 

写真3 第20回フラワーガーデン2026。

 

写真4 赤レンガ駅と花キャラクター。

 

写真5 花ガーデンと花のクィーン塔。

 

写真6 赤レンガ倉庫の側面。

 

写真7 2026年フラワーガーデンのポスター。

 利根運河において、東武線橋から下流両岸にも花見エリアがある。運河幅が広くなっている区間に、水辺公園が整備されている。浮き桟橋から鯉を見ることができる。水中に立つのは水位塔。台風で壊れていたが、運河のシンボルで、とんがり帽子の可愛い塔。右岸土手には、運河を設計したオランダ技師「ロルデルの碑」がある。

 利根運河が開通した頃、最盛期には年間約4万隻の船が運行した。当時、運河沿いに6千本の桜があかたという。左岸土手の桜並木と老舗「新川」は、当時の名残だろうか。運河桜では唯一ライトアップされる。また割烹の「さくらテラス」から運河水辺公園を望むことができる。

 運河の空を彩る「鯉のぼり」が約200匹泳いていた。4月4日からこどもの日まで、鯉のぼりが風に揺られる。例年、「鯉のぼり泳がせ隊」が「川渡し」を行ってくれる。同時に運河沿いの清掃・クリーン作戦を実施している。鯉のぼりに混じって、「うなぎのぼり」がいる。近くの理科大の学生が製作したらしい。微笑ましい。


写真1 利根運河水辺公園。

 

写真2 運河の空を彩る、鯉のぼり。

 

写真3 水辺公園の水面。とんがり帽子の水位塔。

 

写真4 左岸土手の桜並木。

 

写真5 さくらテラス側から運河を望む。

 

写真6 運河右岸土手の桜並木。

 横浜みなとみらい地区21新港地区に、花見できるスポットがある。大岡川の河口域に架かる国際橋と女神橋間の右岸側に広場が造られている。敷地内をいくつかお椀状に盛土され、芝生上にシートを広げると、潮風を感じて花見ができる。[撮り溜めた写真から]

 この広場は以前「新港パーク」と呼ばれていたが、「カップヌードルミュージアムパーク」という。カップヌードルミュージアムは、「安藤百福発明記念館」を改名したもの。インスタントラーメン創りを通じて、発見と発明を諦めずに続けた百福氏の創造的思考を後世に伝える場所。大人から子供まで楽しめるという。

 この桜パークからは、女神橋やみなとみらいのビル風景、および横浜ハンマーヘッドに停泊する客船を眺めることができる。女神橋は眺望が素晴らしい。2020年に竣工したスマートな鋼箱桁橋(歩行者専用橋、橋長75m)。女神橋は、コンチネンタルホテルの上部に設置されている女神像「みちびき」が見守るため。女神は、横浜の発展や此処に集う人々の幸福と世界平和の願いが込められている。
 

写真1 大岡川右岸の河口域。

 

写真2 新港パークの桜広場。

 

写真3 カップヌードルミュージアムパーク。

 

写真4 桜広場と女神橋。

 

写真5 コンチネンタルホテル上部女神像「みちびき」。

 

写真6 カップヌードルミュージアムのファクトリ。