清多夢クラブ -10ページ目

清多夢クラブ

ランして、歩いて、観て思うことを・・。

 例年、さくらの時期になると利根運河に花散歩出かける。運河は桜並木が4カ所あり、流山市における花見の場所のひとつ。東武線運河駅へはone区間の距離だ。若い頃は往復歩いたが、最近復路は電車利用する。運河を横断する東武鉄道を境に、上流と下流に花見場所が分かれる。[撮り溜めた写真から]

 上流エリアの花見スポットは、主に左岸の桜並木になる。木製ベンチがあり、飲食しながら花見することができる。江戸川から上流約3.8kmに、眺望の丘がある。土手よりやや小高い丘になっているので、利根運河の蛇行する様子が良く見える。この丘にも桜樹と休憩ベンチが整備されている。千葉県のポケットパークのひとつ。

 眺望の丘には、土木学会推奨土木遺産の認定プレート[2006年]がある。利根運河は、利根川と江戸川間の延長8.5kmで、流山・野田・柏の3市町を流れる一級河川扱い。この3月末眺望の丘の付近に、公衆トイレと対岸土手を連絡する手すり付き階段と飛び石が整備された。安心して花見ができるようになった。
 

写真1 利根運河の眺望。

 

写真2 眺望の丘。

 

写真3 堀込式運河(土木遺産)。

 

写真4 左岸土手車道の桜並木。

 

写真5 運河さくら。

 

写真6 新設された手摺付階段と公衆トイレ。

 春雨降る上野不忍池で桜を観る。雨の中では、飲食を伴う花見しないのが一般的。傘を持つ人やフードを被って鑑賞して、そして記念撮影して満足してゆく。旅行者にとって、スケジュールを動かせないと思う。濡れた花びらは、黒い幹・枝により引き立つ。しっとりした風情に感じることにできる。[撮り溜めた写真から]

 今年の上野桜まつりは、3月14日から4月5日の23日間。花見の他に、青空骨董市、草花市、似顔絵会などがあった。外国人にも人気があるという。不忍池周辺の桜ライトアップやぼんぼり点燈がある。夜桜は飲み会の二次会に適しているかもしれない。

 上野寛永寺は、京都の比叡山に対して東叡山として開山された。びわ湖に擬して不忍池の中に中島(竹生島)を造り、弁財天を祀る。信仰と相まって、蓮見、花見、納涼、月見、雪見の場所として、江戸時代から人気があった。現在、大きな池は、蓮池・ボート池・鵜の池の3つに仕切られている。
 

写真1 春雨の上野不忍池。

 

写真2 桜観で賑わう不忍池。

 

写真3 桜の弁天堂。

 

写真4 ボート池畔の桜。

 

写真5 しっとりした桜景色。

 

写真6 手水舎と名所江戸百景(歌川広重)。

 パシフィコ横浜の野外エリアとして、臨港パークがある。ゆるやかにカーブする水際線からなる広大な緑地(敷地面積79,000m2)。芝生広場、潮入りの池および小丘が造られ、潮風を感じて寛げる場所だ。横浜港に架かるベイブリッジを眺めることができる。

 臨港パークには、モニュメントやアート作品が設置されている。モニュメントとして、みなとの象徴である大きな碇(アンカーストップ)。更に「リマちゃんと握手」、日本人ペルー移住100周年記念像。アート的なものとして、不思議な「フルーツ・ツリー」と「虹空間」(歴史と未来への賛歌)がある。

 小高い丘に、紅紫色の花が咲いていた。アフリカ原産の「ジャノメエリカ」で、小さな花が集まって仲良さんに見える。2008年に開催された第4回アフリカ開発会議を記念したもの。当時の横浜市長は、中田宏氏と銘板に記録されている。
 

写真1 パシフィコ横浜の臨港パーク。

 

写真2 弧状の水際線と芝生広場。

 

写真3 潮入の池アーチ橋と碇のオブジェ。

 

写真4 「虹の空間」と「フルーツ・ツリー」。

 

写真5 木質ハイブリッド「ティンバーワーク」と桜。

 

写真6 記念植樹のジャノメエリカ。

 都内に出る用事があり途中、花見後半の上野公園に寄る。相変わらず外国観光客が多い、但し中国人は少ない。清水観音堂の枝垂れ「秋色桜(しゅうしきざくら)」を観た後、舞台から「月の松」と下方に広がる桜を眺める。

 江戸初期、天海僧正が江戸城の鬼門方向に東叡山寛永寺を開基した。その際、京都の清水寺を模倣して舞台の上に観音堂を建てた。現在の位置へは、元禄7年(1694年)に移築された。本尊の秘仏は、千手観音菩薩坐像。御開帳は、年一回、2月の「初午(はつうま)」の法楽の日。

 「上野の山」は、江戸一番の桜の名所だった。咲く時期を異なる桜を工夫して山内に植えた。桜の時期だけ入口の黒門が開かれて、庶民の入山が許されたという。歌川広重は、名所江戸百景「上野山内月のまつ」を描いている。明治初期の台風で被害を受けて永らく失われていたが、2012年に復元された。
 

写真1 上野清水観音堂。

 

写真2 秋色桜と清水観音堂舞台(デッキ)の桜。

 

写真3 月の松と浮世絵(歌川広重)。

 

写真4 清水の坂と満開の桜。

 

写真5 上野公園桜通りの人出。

 

写真6 参道街道と花見とゴミ箱。

 横浜みなとみらい地区の海側には、大型複合施設等が建ち並び「パシフィコ横浜」と呼んでいる。ヨットの帆をイメージした大型ホテルを抜けると、海に浮かぶ「ぷかり桟橋」に到る。潮風を感じて、横浜港をも渡すことができる。

 緑屋根の洋館風の佇まいのぷかり桟橋。1991年に完成した浮体式の艀(はしけ)。2本の桟橋(バース)と客船ターミナルからなる。ハンマーヘッド新みなとふ頭桟橋が完成するまで、横浜港周遊船など定期航路があった。現在、観光クルーザー、屋形船など発着している。1階は待合室、2階が海上レストランとなっている。

 パシフィコ横浜のメイン施設は、「国立大ホール」。東日本唯一の「国立」会議場で、正式名称「国立横浜国際会議場」。コンサートや各種イベントを開催。外観は「二枚貝」、ホール内が「巻貝」を意識むして設計されている。この他に国際会議場や会議センターの建物が並んでいる。近未来の「ヨコハマ」とされる。
 

写真1 横浜港の「ぷかり桟橋」。

 

写真2 洋館風の客船ターミナル。

 

写真3 ぷかり桟橋のオープンデッキと待合室。

 

写真4 パシフィコ横浜の景観。

 

写真5 国立大ホール。

 

写真6 女神橋方面とヨットの帆型ホテル。