朝の散歩タイムに、西の空に短い虹ができていた。地上付近から、柱のような縦形の虹が伸びていた。上空には弧状の虹はない。地上付近で雨が降っているのか、霧が滞留しているようだ。南側の虹柱は、北側より鮮明に見えた。日の出直後、見えるのは特徴の部分的な虹だ。
虹は、太陽光が雨粒の中を通る際に、屈折と反射を繰り返して見える。光の波長が長い赤色が外側に、波長の短い紫色が内側に配するように見える。波長の長い方から、「赤橙黄緑青藍紫(せきとうおうりょくせいらんし)」となっている。
紫色(バイオレットライト)より短い波長の光線を、紫外線とよぶ。ヒトの目は、波長が長くても、短すぎても見えない。紫外線は目に悪影響を与え、物を劣化させる。赤外線は、モノに吸収され易く、地球温暖化に影響を与える。生き物と地球は、太陽光の功罪を浴びて進化(退化)している。
写真1 西の空に短い縦虹が出現。
写真2 北側の縦虹。
写真3 消えそうな薄い虹。
写真4 雲の下から垂れ下がる縦虹。
写真5 玉葉橋東詰から虹を見る。
写真6 虹が上方に伸びる。