グラバー園 洋風建物 | 清多夢クラブ

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 長崎市内における観光の定番、グラバー園を訪れる。長崎開港後(1859年)、長崎に来住したイギリス人商人グラバー氏、リンガー氏およびオルト氏の旧邸宅が丘陵地。その敷地に、市内で残っていた歴史的建造物を移築し、洋風建築建物9棟を公開している。野外博物館のようだ。

 旧グラバー住宅は、1863年に建築された、現存する日本最古の木造洋風建物。日本瓦や土塀(漆喰)が使用され、広い石畳のベランダに掛かるアーチ型の欄間が印象的。ここで、クラバーと息子の二代が暮らした邸宅。国の重要文化財であり、世界遺産でもある。

 丘の一番高台に建つのは、「旧三菱第2ドッグハウス」。1896年(明治29年)に港近く造られた外国人乗組員用宿舎を移築したもの。建物のベランダおよび庭園展望台からは、長崎港や市街地が一望できる。松ヶ枝国際ターミナルに接岸しているクルーズ船も見えた。[西日本桜クルーズ-24]
 

写真1 長崎クラバー園。

 

写真2 日本最古の洋風建築「旧クラバー住宅」。

 

写真3 旧グラバー住宅の内部。

 

写真4 旧三菱2号ドッグハウスと前庭の池。

 

写真5 高台からの眺め。

 

写真6 グラバー園内の桜。