築地川 河口景色 | 清多夢クラブ

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ランして、歩いて、観て思うことを・・。

 浜離宮庭園の北側に築地川が流れ、隅田川に交流して東京湾に注ぐ。築地川のほとんどが埋め立てられ、大手門橋から下流の750mが残っている。自流が僅かで、東京湾の水位とに直接連動する。築地大橋に繫がる道路工事のため、迂回仮桟橋が築地川に架かっている。

 隅田川側に堤防が築かれ、築地川水門と汐留水門が設置されている。水上バスなどの小型船などが出入するため。一方、津波や異常潮位が発生した際には、これらの水門が閉じられる。浜離宮庭園が水没しないように、浜離宮排水場も設備されている。

 庭園のウォーターフロントから高層マンション景が迫って見える。東京オリンピック前に建てられた「勝どきザ・タワー」が他のタワマンを圧倒している。高さ178m×53階×1420戸の規模。販売状況は、円安を追い風にして、外国人の資産家、海外投資会社が買い漁ったと言われている。

 日本の到るところで、「日本買い」現象が起きているという。不動産、土地などに、外国資金が流れ込んでいる。日本の株価は、うなぎ上りのようだ。但し、マネーゲームの様相・・。一般庶民に関係ない世界での、バブル高値株のように思える。
 

写真1 築地川河口と築地市場跡地。

 

写真2 水上バス発着場と将軍お上がり場跡。

 

写真3 築地大橋と勝どきのタワマン。

 

写真4 築地水門と汐留水門方向を望む。

 

写真5 池越し「勝どきザ・タワー」とレインボーブリッジ。

 

写真6 築地市場跡地の整備状況。